【見どころ解説】前日来日初打点の両外国人に来日初安打は出るか！？　地元ファンに今季初勝利を

先発：森 翔平

前日競り負けて開幕2連敗となった広島だが、地元開幕3連戦最終戦は地元ファンに今季初勝利を届けたい。

前日、先制点を含む2得点を挙げた広島打線だが、適時打はまだ出ていない。二俣、小園、秋山がそろってマルチ安打と当たりは出てきた。あとは2人の助っ人外国人。前日までは緩い変化球と内角攻めの阪神バッテリーに手を焼いた。前日はともに初打点を記録。2人に当たりが出れば、打線につながりも生まれる。

阪神先発は売り出し中の門別だ。昨季は8月24日に1度対戦し、5回まで2得点を奪った。だが、開幕直前の15日カブスとのプレシーズンゲームでは5回完無安打無失点と好投。両外国人を含め、打線全体で攻略していかなければいけない。

広島は4年目で初めて開幕ローテ入りした森が先発する。昨季は阪神と3度対戦して1勝1敗、防御率2.40。近本に被打率.429と苦手としたほか、中野、佐藤輝の上位打線に被打率3割以上を記録し、大山にも被打率4割だった。開幕2連敗はいずれも本塁打が決勝点となっているだけに、1発を警戒したい。

文：前原淳