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野球 コラム 2024年10月30日

ワールドシリーズ第4戦はヤンキースが大勝。第5戦は両エースが先発もブルペンはドジャース有利

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ヤンキースvs.ドジャース

現地10月29日(日本時間30日)にヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ第4戦は、ブルペンゲームで臨んだドジャースを、ヤンキース打線が打ち崩す展開となり、最終的にホームチームが11-4で大勝して本拠地でのスイープを逃れた。

4連勝を狙ったドジャースは、初回にフレディ・フリーマンが、史上初となるワールドシリーズ6試合連続本塁打となる2ラン弾で先手を取ったが、ブルペンの主力級を温存するなか、準主力級のリリーバーたちが踏ん張り切れず、珍しく守備のミスなどもあり、大量失点を喫する格好となった。

とは言え、3勝1敗としているドジャースの圧倒的優位は変わらず、ヤンキースにとっては、続く第5戦も負ければシーズン終了を意味する『エリミネーションゲーム』となる。

なお、これまでワールドシリーズでの開幕3連敗は、今回のヤンキースを除き24例あり、うち21チームはスイープを喫している。第4戦でのスイープを逃れた3チームも、全て第5戦で敗れており、もしヤンキースが現地30日に引き続き、ブロンクスで行われる第5戦に勝利すると、史上初めて開幕3連敗を喫しつつ第6戦を強いたチームとなる。

そんな史上初のミッション達成により、シリーズをロサンゼルスに戻したいヤンキースは、生き残りをかけた第5戦で、エースのゲリット・コールに先発マウンドを託すことになる。

コールは先発登板したWS第1戦では、6回4安打1失点、4奪三振無四球と、ドジャース打線に対して支配的なパフォーマンスを見せているが、LA行きへは、ドジャース先発のジャック・フラハティをノックアウトでもしない限り、これと同等か、あるいはそれ以上の快投が求められることになるだろう。

と言うのも、ヤンキースはマーク・ライターJr.、ティム・ヒル、クレイ・ホームズ、ルーク・ウィーバーといったブルペンの主要メンバーが第3戦、第4戦と連投しており、投手陣の台所事情的に、コールにできるだけ長いイニングを投げてもらいたい状況にあるのである。

一方、ドジャースも前述の通り、第1戦で先発登板して6回途中2失点と好投したフラハティが第5戦の先発マウンドに上がるのだが、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はブルペンゲームとなった第4戦で、ブレイク・トライネン、マイケル・コペック、ブルスダー・グラテロル、アレックス・ベシア、アンソニー・バンダ、ライアン・ブレイジャーといったブルペンの主力を温存する英断を下しており、投手陣は万全の状態で勝てばワールドチャンピオンとなる第5戦に臨むこととなった。

そんな第5戦を迎えるにあたり、興味深いのは恐らく今季のMVPを獲得するであろう、両チームのスター選手がそろそろ大きな仕事を成し遂げそうな雰囲気を出し始めているところだ。

と言うのも、第4戦ではケガを押しての出場を続ける大谷翔平が、センター前へ鋭い打球を弾き返して復調をアピールすると、アーロン・ジャッジも試合終盤にレフト前へ痛烈な打球を飛ばすなど、遂に覚醒が間近に迫っていることを印象付けたのである。

第5戦は、そろそろこの2人の何れかがチームを勝利に導く活躍を見せそうな予感がする。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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