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野球 コラム 2024年10月6日

大谷翔平、ポストシーズン初本塁打。1回で3点リードされると0勝14敗だったドジャースが逆転勝ち。ナ・リーグ ディビジョンシリーズ第1戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平(ドジャース)

二刀流スターが遂に立ったポストシーズンの舞台で、いきなり殊勲の活躍を見せた。ドジャースの大谷翔平は、現地10月5日(日本時間6日)、本拠地ドジャースタジアムで開催されたパドレスとのナショナルリーグディビジョンシリーズに「1番・指名打者」でスタメン出場。

3点を追う2回の第2打席に好投手のディラン・シースから、自身ポストシーズン初アーチとなる同点3ラン本塁打を放つなど、5打数2安打3打点のパフォーマンスで、チームによる7-5の勝利に貢献した。

◆試合結果
パドレス |3 0 2 0 0 0 0 0 0|5
ドジャース|0 3 0 3 1 0 0 0 X|7

シリーズ開幕前は、パドレス優勢と見る向きもあったが、これでドジャースは第2戦を連取すると、一気にシリーズ勝ち抜けに王手をかけてナ・リーグ西地区ライバルの本拠地へ乗り込むこととなる。なお、負けると苦しくなるパドレスは、ダルビッシュ有が第2戦の先発マウンドに上がることが決まっている。

大谷が結果的に大きな意味を持つことになった1発を放ったことについて、『MLB.com』のサラ・ラングス記者は『X』に、「ドジャースは球団史上、ポストシーズンで1回を終えて3点差以上のリードを許した試合を0勝14敗として今日を迎えた。しかし、その最初の14試合で、彼らにはショウヘイ・オオタニはいなかった。今はいる!」と投稿。

また、同サイトは『MLBにおけるオオタニの本塁打トップ10』を早速更新し、現地実況が「ゾーン高めのトマホーク弾」と表現したポストシーズン第1号を3位とした。

記事ではこの本塁打について、「彼はこの瞬間を7年近く待ち続けたわけだが、遂にその瞬間が訪れると、彼はやってのけた」と前置き。

その上で、「彼にとって初めてのポストシーズンの試合となったパドレスとの2024年ディビジョンシリーズ第1戦にて、オオタニは2回にシースからドジャースタジアム右翼フェンスを越えるレーザー弾を弾き返し、試合を同点とする3ランホーマーを放ったのである」とし、「ドジャースは結果的に7-5で勝利した為、この1発は極めて重要なスイングとなった」と続けた。

ちなみに、『オオタニの本塁打トップ10の1位は、今年9月19日のマーリンズ戦で歴史的な『50-50』を達成した際の今季50号本塁打で、2位には同じく今季8月23日に行われたレイズ戦で、サヨナラ満塁弾で史上最速の『40-40』を決めた際の今季40号本塁打が選ばれている。

また、4位には2021年4月4日のホワイトソックス戦にリアル二刀流で出場し、投手として100マイル(161キロ)の投球を記録し、打者として打球初速115.2マイル(185.4キロ)の本塁打を放った際の一発が選出されているが、その際も相手投手は今回同様シースだった。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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