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野球 コラム 2024年9月23日

今永昇太、15勝目。指揮官は「我々にとって最高の投手であり続けてきた」と語る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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今永昇太(カブス)

このところシカゴのルーキー左腕にとって、クオリティ・スタート達成は「業務平常通り」となっている。

カブスの今永昇太は、現地9月22日(日本時間23日)、本拠地リグレー・フィールドでのナショナルズ戦に先発登板すると、7回94球を投げ、6安打無失点、4奪三振無四球と、ハイクオリティ・スタートを達成する快投を披露し、今季15勝目(3敗)を挙げた。試合はカブスが5-0で勝利し、左腕は今季の防御率を2.91とした。

『MLB.com』は試合後に掲載したレポート記事の中で左腕について、「カブスにおけるイマナガのインパクトは、シーズンを通して明らかだった」と前置きし、「29試合に先発登板し、彼は防御率2.91(規定に達した投手で5位)をマーク」と紹介。

さらに「そればかりか、シカゴは彼の先発した試合の成績を23勝6敗に向上させたが、それ以外の試合は57勝70敗としている」とした上で、クレイグ・カウンセル監督による「彼は、我々にとって最高の投手であり続けてきた。彼はずっと我々にとって最高の選手だった。そこに疑問の余地はない。彼はとにかく任務を遂行し、我々を大幅に押し上げてきたんだ」とのコメントを伝えた。

一方、地元紙『シカゴ・トリビューン』は、同日付で電子版に掲載した試合のレポート記事の中で、この日の今永の投球内容を伝えた上で、「ピッツバーグのポール・スキーンズが本命であろうとも、彼は新人王争いの会話に加えられるべきである」とした。

その上で、「投票結果がどうなろうとも、カウンセル監督は今季イマナガが見せてきたパフォーマンスを気に入っている」とし、指揮官による、「彼とのやり取りは楽しいんだ。彼は素晴らしいユーモアセンスを持っている。彼は、異なるスケジュール、そして異なる投球環境に対し、自分で作り出したルーティンを持っている」。

「彼はそれを発展させてきたし、彼は見ていて楽しいんだ。私は最初、彼について好奇心旺盛だと述べたが、それが成長や変化、そして少しでもより良くなることに繋がったのだと思う。それらは、継続して自分の技能を高めようと学ぶ人の特徴なんだ」とのコメント伝えている。

左腕はスケジュール的には、現地29日のレギュラーシーズン最終戦となる本拠地でのレッズ戦で先発登板する予定となっている。

J SPORTS編集部

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