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野球 コラム 2024年7月29日

【ハイライト動画あり】JR東日本東北、西濃運輸に勝利。30回目の出場で初の決勝進出。都市対抗野球

野球好きコラム by 大久保泰伸
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JR東日本東北 vs. 西濃運輸

「第95回都市対抗野球大会」もいよいよ大詰め。7月29日(月)の11日目は準決勝2試合が行われる。第1試合は西濃運輸(大垣市)と、JR東日本東北(仙台市)が対戦した。

西濃運輸は吉田聖弥が26日の2回戦から中2日、JR東日本東北は小島康明(TDKからの補強選手)が25日の2回戦から中3日で登板。ともに今大会3試合目の先発となる。

試合は序盤から点の取り合いになった。3回表にJR東日本東北は二死3塁から菅野赳門のタイムリー内野安打で1点を先制。西濃運輸も直後の3回裏に先頭の左向澪のバント安打から山崎大輝と野崎大地のタイムリーで逆転したが、4回表にJR東日本東北が金沢龍介の2ラン本塁打で再びリードを奪った。

次に試合が動いたのが、両チームが継投に入った7回。まず、JR東日本東北が一死から小山倭誠と小鷹葵の連打で1点を奪って吉田を降板させ、代わった奥誠也から橋本吏功がタイムリー二塁打を放ってリードを広げた。

西濃運輸も、この回から登板したJR東日本東北2番手・武田龍成を攻め、修行恵大と城野達哉の連打で無死2・3塁としたが、得点は内野ゴロの間の1点のみで、試合の流れを変えることができなかった。

JR東日本東北は、8回表に西濃運輸4番手の摺石達哉から、小山のタイムリー3塁打などで試合を決定づける3点を追加。西濃運輸もその裏、修行のタイムリーで1点を返したが反撃もそこまで。JR東日本東北が30回目の出場で初の決勝進出を決めた。

◆試合結果
JR東・東北|0 0 1 2 0 0 2 3 0|8
西濃運輸 |0 0 2 0 0 0 1 1 0|4

◆投手
・JR東・東北:小島康明、武田龍成、津高弘樹
・西濃運輸 :吉田聖弥、奥誠也、森岡大輔、摺石達哉、山下大輝

◆本塁打
・JR東・東北:金沢龍介(4回2ラン)

文:大久保泰伸

第95回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】準々決勝 JR東日本東北 vs. 西濃運輸|JR東日本東北が初の決勝進出

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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