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野球 コラム 2024年7月29日

【ハイライト動画あり】東京ガス、明治安田との「東京都対決」に勝ってベスト4進出。都市対抗野球

野球好きコラム by 大久保泰伸
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東京ガス vs. 明治安田

「第95回都市対抗野球大会」、28日(日)の10日目は準々決勝3試合が行われ、ベスト4進出チームが決まった。第2試合は東京ガス(東京第3代表)と、明治安田(東京第2代表)の「東京都対決」となった。東京第2次予選でこの両チームは2度対戦しており、第1代表決定トーナメント準決勝では東京ガスが2-0、第2代表決定戦では5-1で明治安田が勝っている。

試合は明治安田は2回表に二死から森龍馬が2塁打を放ち、死球と四球で満塁にすると、高瀬雄大が四球を選んで先制。続く、鈴木薫もフルカウントから四球で2点を先制した。

東京ガスもすぐに反撃。2回裏に笹川晃平が、レフトスタンドにソロ本塁打を放って1点を返すと、4回裏には先頭の小野田俊介の2塁打から4番・加藤雅樹のタイムリーで同点に追いついた。東京ガスは制球難で降板した先発の伊東佳希に代わって、2番手で登板した中村伊吹が5イニングを無失点と好投。

すると、7回裏から登板した明治安田4番手の石毛力斗を攻め、二死無走者から馬場龍星の四球を皮切りに北本一樹、中尾勇介、小野田の3連続2塁打で勝ち越し、さらに加藤のタイムリーも出て、この回打者10人の猛攻で4点を奪って2年ぶりとなるベスト4入りを決めた。

明治安田は4回表の無死1・2塁のチャンスを逃すと、5回以降は散発の2安打のみと打線が沈黙した。最後は3者連続三振に打ち取られ、明治生命時代に初出場でベスト4入りした第53回(1982年)以来となる準決勝進出を逃した。

◆試合結果
明治安田|0 2 0 0 0 0 0 0 0|2
東京ガス|0 1 0 1 0 0 4 0 X|6

◆投手
・明治安田:東野龍二、小玉和樹、中尾剛、石毛力斗、中崎響介
・東京ガス:伊東佳希、中村伊吹、荘司宏太

◆本塁打
・東京ガス:笹川晃平(2回ソロ)

文:大久保泰伸

第95回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】準々決勝 東京ガス vs. 明治安田|東京都対決は東京ガスが勝利

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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