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野球 コラム 2024年7月27日

【ハイライト動画あり】明治安田、四国銀行を2安打に抑えて42年ぶりの準々決勝進出。都市対抗野球

野球好きコラム by 大久保泰伸
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四国銀行 vs. 明治安田

2週目に突入した「第95回都市対抗野球大会」。7月26日(金)の8日目、第3試合は1回戦でヤマハ(浜松市)にコールド勝ちした明治安田(東京都/東京第2代表)と、東邦ガス(名古屋市)に勝利した四国銀行(高知市/四国代表)が対戦した。

1回裏に明治安田はHondaからの補強選手である鈴木薫が、今大会初となる先頭打者本塁打を放って1点を先制。2回裏には一死1塁から伊藤智也が右中間を破るタイムリー3塁打を放ち、さらに四国銀行・先発の田井惣士のボークで2点目を追加した。6回裏には二死1・3塁の場面で、伊藤智也がダメ押し点となるタイムリー2塁打を放った。

4回までノーヒットの四国銀行は、5回表に「高知のドカベン」の異名を持つキャプテン南武志がチーム初安打となるソロ本塁打を放ってようやく1点を返した。しかし、その後も安打は6回表の大北海斗が放った1本のみ。わずか2安打と打線が機能せず、14年ぶりとなる準々決勝進出を逃した。

明治安田は、先発の松下瑛亮が6回を投げて被安打2、1失点と好投。その後は小玉和樹、中尾剛が四国銀行打線をノーヒットに抑え、最後は最速154キロ右腕の中崎響介が1イニングをパーフェクトに抑えた。チームは初出場で準決勝まで進んだ第53回大会(1982年)以来、42年ぶりとなるベスト8入り。準々決勝では、同じ東京都代表の東京ガスとベスト4の座を争う。

◆試合結果
四国銀行|0 0 0 0 1 0 0 0 0|1
明治安田|1 2 0 0 0 1 0 0 X|4

◆投手
四国銀行
田井惣士、佐田涼介、田中大成、川合慎磨、菊池大樹
明治安田
松下瑛亮、小玉和樹、中尾剛、中崎響介

◆本塁打
・四国銀行:南武志(5回ソロ)
・明治安田:鈴木薫(1回ソロ)

文:大久保泰伸

第95回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】2回戦 四国銀行 vs. 明治安田|明治安田、相手打線を2安打に抑え準々決勝進出

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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