【ハイライト動画あり】打線爆発の西濃運輸、北海道ガスに勝ってベスト8進出。都市対抗野球

北海道ガス vs. 西濃運輸

2週目に突入した「第95回都市対抗野球大会」。7月26日（金）の8日目第1試合は、1回戦で東京第1代表のNTT東日本を破った北海道ガス（札幌市／北海道代表）と、JR東日本（東京都）との接戦を制した西濃運輸（大垣市／東海第5代表）が対戦した。

西濃運輸の打線が初回から爆発した。1回表に一死1塁から3番・野崎大地がレフト線を破るタイムリー2塁打を放ってまず1点。続く、小中健蔵の犠牲フライで2点を先制した。

北海道ガスもすぐに反撃。2回裏に先頭の浅賀雅人から高橋謙太、長谷川寛のクリーンアップが3連続安打で1点を返した。なおも無死1・2塁のチャンスで送りバントを試みるも、ファウルフライとなり失敗して追加点はならず。3回裏にも2死1・3塁のチャンスをものにできず、試合の流れを変えることができなかった。

西濃運輸も3回表の二死2・3塁のチャンスを逃していたが、4回表に1死満塁から山崎大輝のタイムリーで2点を奪うと、ここから試合は一方的な展開になった。5回表に北野貴昭のタイムリーで1点、6回表には三村政喜のソロ本塁打から3安打を集中させて3点、8回表には城野達哉の2点タイムリーで10点差となり、8回コールド勝ちで第88回大会（2017年）以来となる準々決勝進出を決めた。

北海道ガスは登板した5投手すべてが失点と投手陣が崩れた。打線は5回以降、走者を出したのは安打の1人のみで、チームは初のベスト8進出を逃した。

◆試合結果
西濃運輸　｜2 0 0 3 1 3 0 2｜11
北海道ガス｜0 1 0 0 0 0 0 0｜ 1

◆投手
・西濃運輸：吉田聖弥、森岡大輔、奥誠也
・北海道ガス：大城祐樹、海老原丞、石井竜弥、武笠達也、村田澪斗

◆本塁打
・西濃運輸：三村政喜（6回ソロ）

文：大久保泰伸