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野球 コラム 2024年7月22日

【ハイライト動画あり】四国銀行、集中打で東邦ガスに逆転勝利。都市対抗野球大会

野球好きコラム by 大久保泰伸
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四国銀行vs.東邦ガス

「第95回都市対抗野球大会」も4日目。第1試合は2年ぶり22回目の出場となる四国銀行(高知市/四国代表)と、2年ぶり17回目の出場となる東邦ガス(名古屋市/東海第4代表)が対戦した。

東邦ガスは1回裏に四国銀行先発・近藤壱来の立ち上がりを攻めた。先頭から1番・飯田裕太のレフトへの2塁打から2番・長野勇斗がライトへ安打。3番・比嘉龍寿のライトへのタイムリーで先制。さらに4番・若林俊充がライトへタイムリー2塁打と、4連打で2点を先制した。さらに3回裏には、若林がライトスタンド上段に飛び込むソロ本塁打を放ってリードを広げた。

このまま、東邦ガスのペースで試合が進むかと思われたが、5回表に四国銀行が真田一斗のライトへのタイムリー3塁打で1点を返して流れが変わった。東邦ガスが先発の辻元宙夢から小椋健太に継投した6回表、四国銀行は打者11人の猛攻。

1点差に追い上げて、なおも二死2・3塁の場面で代打の南武志がレフトへ2点タイムリーを放って逆転。さらに古和田仁、大北海斗の連続タイムリーで、この回一挙6点のビッグイニングを作った。

東邦ガスは小椋から辻井亮汰、柳川優太と継投したが、四国銀行の勢いを止められなかった。一方の四国銀行は、先発の近藤が2回で降板後、佐田涼介と川合慎磨が3イニングずつを投げて1失点で切り抜け、最後は菊池大樹が1イニングをパーフェクトに抑えて逃げ切り、初のベスト8進出を果たした第92回大会以来の初戦突破となった。

◆試合結果
四国銀行|0 0 0 0 1 6 0 0 0|7
東邦ガス|2 0 1 0 0 0 0 0 0|3

◆投手
・四国銀行:近藤壱来、佐田涼介、川合慎磨、菊池大樹
・東邦ガス:辻本宙夢、小椋健太、辻井亮汰、柳川優太、高橋佑輔

第95回 都市対抗野球大会

【ハイライト動画】1回戦 四国銀行vs.東邦ガス|四国銀行がビックイニングで逆転勝利

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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