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野球 コラム 2024年7月19日

カブス「後半戦最初の10日間が極めて重要なチーム」の筆頭に挙げられる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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今永昇太(カブス)

『MLB.com』は現在レギュラーシーズン再開を前に、シーズン後半戦へ向けた展望や分析に関する記事を掲載しており、中には「後半戦最初の10日間が極めて重要な5チーム」と題された記事もある。

同記事では、冒頭で「シーズン後半戦を迎えるにあたり、我々が取り上げるのは、次の10日間が間違いなく極めて重要となる5チームだ。彼らが(トレード市場において)買い手となるのか、売り手のなるのか、現状維持となるのか、それはこれからの10日間がその全ての違いを決めることになる」とした。

そして、「これらが現在最も興味をそそる5チームだ」としつつ、その筆頭に今永昇太、鈴木誠也が所属するカブスを選出した。

記事ではカブスについて、「カブスは前半戦最後の10日間であそこまで良いプレーをしていなければ、自分たちにとって全てをもっとシンプルにできていただろう」と前置き。

「7月4日の朝、彼らは勝率5割を9ゲーム下回り、ナ・リーグ中地区首位とは13ゲーム差で、弱々しい打線とケガ人の問題を抱え(それはその後、コディ・ベリンジャーがIL入りしたことで悪化した)、とにかく巨大な悪い雰囲気が漂っていた。彼らは2024年の決断について、格闘する必要はないように見えた。もうまもなく決断は下されるところであったのだ」と当時の状況を振り返った。

「しかし、彼らは敵地でのオリオールズとのシリーズをスイープするなど、8勝3敗で前半戦を締めくくり、状況は突如として複雑なものとなった」とした上で、「彼らはナ・リーグ中地区の最下位ではあるが、それはわずか0.5ゲーム差での最下位であり、ナ・リーグのワイルカード枠ともわずかに3.5ゲームしか離れていない」。

「これまでのところ、このシーズンは失意のように感じられているかもしれないが、常にあと1回のホット・ストリーク(一定の連続した好調期間)が必要なだけでもあるのだ。それは、トレードデッドラインである7月30日までの4シリーズが明確にするだろう。即ち、ホームでのDバックス、そしてブルワーズとの6試合、そしてロードでのロイヤルズとレッズとの6試合である」と現状をまとめている。

その上で記事では、「カブスはケガを負っているように見える。しかし、それでも彼らは11試合のうち8試合で勝利した。それは混乱をきたすことだ。もうまもなく、明確さは見えてくることだろう」としている。

ちなみに、同サイトが選んだ「後半戦最初の10日間が極めて重要な」残り4チームは、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツ、レイズ、そしてレッズとなっている。

そういう意味では、ここに挙げられたチームの直接対決となるシカゴでのカブスvs.ダイヤモンドバックスのシリーズ(今永登板予定)、そしてシンシナティでのレッズvs.カブスのシリーズは要注目である。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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