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野球 コラム 2024年6月12日

【ハイライト動画あり】上武大学、佛教大学との投手戦を制してベスト8進出。全日本大学野球選手権 2回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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上武大学vs.佛教大学

6月10日に開幕した第73回全日本大学野球選手権大会は、大会3日目に突入。昨日に続いて明治神宮野球場、東京ドームで3試合ずつが行われ、大会のベスト8が出揃う。

東京ドームの第2試合は上武大学(関甲新学生野球連盟)と、佛教大学(京滋大学野球連盟)の対戦だった。上武大は1回戦シードで、佛教大は四国学院大学を退けての勝ち上がりだ

佛教大の3年生右腕・合木凛太郎(3年/市立高田商)、上武大の3年生左腕・井出海翔(3年/佐久長聖)はいずれも変化球の質が高く、制球も安定。両先発が好投し、引き締まった投手戦となる。

試合は7回表に動いた。上武は無死から4番・荒巻悠(4年/祐誠)がセンター前安打を放ち、打球処理の小さな乱れを突いて2塁を陥れる。バントで一死3塁として、6番・平井宏幸(3年/九州学院)がレフト前タイムリー安打。さらに一死1・3塁と再びチャンスを広げて、8番・曽我雄斗(1年/文星芸術大)がスクイズを決める。上武大は終盤に貴重な2点を奪った。

佛教大も8回裏、6番・喜多智也(4年/奈良大附)のソロ本塁打で1点差に追い上げる。さらに9回裏、上武大の2番手・木口永翔(2年/筑陽学園)から2安打を放って一死1・3塁と一打逆転のチャンスを作った。

しかし、上武は3番手の4年生右腕・酒井教平(4年/九州国際大)がこのピンチをシャットアウト。1点差を守って、ベスト8入りを決めている。

◆試合結果
上武大学|0 0 0 0 0 0 2 0 0|2
佛教大学|0 0 0 0 0 0 0 1 0|1

◆投手
・上武大学:井出海翔、木口永翔、酒井教平
・佛教大学:合木凜太郎、野村亮輔(2年/綾羽)、中西孔太朗(2年/乙訓)、赤木晴哉(3年/天理)

◆本塁打
・佛教大学:喜多智也(ソロ・8回)

文:大島和人

第73回 全日本大学野球選手権大会 2回戦~東京ドーム~

【ハイライト動画】上武大学 vs.佛教大学|上武大学が投手戦を制しベスト8

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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