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野球 コラム 2024年6月11日

【ハイライト動画あり】和歌山大学、幸運な形で追いつき広島経済大学に逆転勝利。全日本大学野球選手権 1回戦

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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広島経済大学 vs. 和歌山大学

大会初日から好勝負が目白押しとなった全日本大学野球選手権大会は、大会2日目を迎えた。東京ドームでの第1試合では、2年ぶり4回目の出場となる和歌山大学(近畿学生野球連盟)と、2大会連続17回目の出場となる広島経済大学(広島六大学野球連盟)が対戦した。

和歌山大の先発左腕、島龍成(4年/履正社)は軽快な立ち上がりを見せ、初回を僅か9球と、テンポ良い投球で相手打線を三者凡退に打ち取る。一方、広島経済大先発の安岡拳児(4 高知)も力強い立ち上がりで相手打線を三者凡退に仕留める。

しかし、試合は2回に早くも動きを見せる。広島経済大はこの回先頭の4番・寺本聖一(4年/広島商)が左中間へ二塁打を放つと、続く5番・川竹巧真(2年/高知)は追い込まれながらもライト前への適時打で走者を帰し、先制点を挙げる。

攻撃の手を緩めない広島経済大は、この後、二死2塁から8番・松野一也の適時打で1点を加え、試合の主導権を握る。しかし、広島経済大はなおチャンスを広げ、二死満塁とするも、ここは島が踏ん張り、なんとか2失点でこのイニングを切り抜ける。

追撃態勢に入りたい和歌山大は3回、死球で出た走者が犠打と牽制悪送球で三塁まで進み、一死3塁と得点機を作るも、安岡の前にあと一本が出ず、ここは無得点に終わる。

ピンチを凌いだ広島経済大は直後の4回、一死から二塁打、バントヒット、四球で満塁とし、先発の島をマウンドから引きずり下ろす。しかし、相手2番手の田中輝映(3年/向陽)を前に、2番、3番打者が連続して打ち取られ、絶好機を逸する。

それまで安岡に対し安打のなかった和歌山大は、6回に先頭の9番・松田遼太(4年/履正社)が右中間を破る二塁打でチャンスを創出する。その後、四球、犠打失敗、進塁打で二死ながら2・3塁とすると、4番・山田孝徳(4年/天理)はレフトへ変凡なフライを打ち上げる。

しかし、左翼手が打球を見失いヒットに。この間に走者2人が生還し、試合を振り出しに戻す。ツキを味方につけた和歌山大は、その後、守備のミスを突いてさらに1点を追加し、3-2と逆転に成功する。

試合はその後、和歌山大2番手の田中、そして広島経済大先発の安岡が好投を続けるなか、スコアボードに「0」が並ぶ展開となり、スコアは動かずにゲームセット。和歌山大が中盤の逆転劇により、初戦突破を果たした。

◆試合結果
広島経済大|0 2 0 0 0 0 0 0 0|2
和歌山大学|0 0 0 0 0 3 0 0 X|3

◆投手
・広島経済大:安岡拳児
・和歌山大学:島龍成、田中輝映

第73回 全日本大学野球選手権大会 1回戦~東京ドーム~

【ハイライト動画】広島経済大学 vs. 和歌山大学|和歌山大学、幸運な形で追いつき逆転勝利

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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