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今季の活躍も期待される千賀滉大
『MLB.com』が2024年シーズンのサイ・ヤング賞予想に2人の日本人選手をピックアップした。
同サイトは現地2月12日に「2024年のサイ・ヤング賞有力候補とダークホース」と題した記事を掲載し、両リーグから5人ずつ選出して順位をつける形で同賞の行方を予想するとともに、ダークホースとして、MLB全体で5人を選出した。
そして、ナショナル・リーグの4位にはメッツの千賀滉大、そして同リーグの5位には今季からドジャースでMLBに挑戦する山本由伸がランクインしたのである。
記事では千賀について、「ゴースト(お化け)は実在するのか?それは疑わしい。しかし、センガの『ゴーストフォーク』はどうか?そう、あれは本物だ」と書き出した。
その上で、「センガはルーキーシーズンに、くだんの球種で被打率.110をマークし、58.5%と不条理な奪三振率(この球種で188打席に対し、110奪三振とした)を記録したのである。彼はその最も有名な投球に、平均96マイル(154.5キロ)の速球と、実のところラン・バリュー(どれだけ失点を防いだかを示す数値)的には彼の最高の球種であるカッターを組み合わせた」。
「この球種を武器に、右腕は最後の14先発試合で、防御率2.44、被OPS.595をマークした。この同じ3ヶ月間で、彼のラン・バリューを上回ったナ・リーグの投手は?ブレイク・スネル(FA/2023年サイ・ヤング賞)とローガン・ウェブ(ジャイアンツ/2023年サイ・ヤング賞投票2位)のみである」と評した。
一方、ドジャースのルーキー右腕について記事では、「ヤマモトがメジャーでまだ1度も投げていないことを気にする者などいるのだろうか?ドジャースは彼にサイ・ヤング賞級の投手並みの給料を支払っており、それ故、我々もヤマモトが実際にサイ・ヤング賞級の投手であることを既に承知しているのである」と前置き。
その上で、「彼はNPBにおいて、日本版サイ・ヤング賞であるサワムラ賞を3年連続で獲得し、全盛期真っ只中の25歳でメジャーにやって来るのであり、WBC(ワールドベースボールクラシック)では、我々に対し、直にMLBのエースレベルの力量を持っていることを見せつけた」。
「昨季メッツで、いきなりサイ・ヤング賞候補となったコウダイ・センガは、ヤマモトにとって直前の青写真である。しかも、ヤマモトの方が優れているのである」と評している。
各リーグのトップ5、そしてダークホース5人は以下の通り。なお、ダークホースには、「過去にサイ・ヤング賞受賞歴がないこと」「2023年にサイ・ヤング賞投票で得票していないこと」「2021年と2022年のサイ・ヤング賞投票で5位以内に入っていないこと」という3つの条件を満たした選手のみが選ばれている。
◆ナショナル・リーグ
1位: スペンサー・ストライダー(ブレーブス)
2位: ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)
3位: ザック・ウィーラー(フィリーズ)
4位: 千賀滉大(メッツ)
5位: 山本由伸(ドジャース)
◆アメリカン・リーグ
1位: パブロ・ロペス(ツインズ)
2位: ゲリット・コール(ヤンキース)
3位: タリック・スクーバル(タイガース)
4位: コービン・バーンズ(オリオールズ)
5位: ジョージ・カービー(マリナーズ)
◆ダークホース
1位: ボビー・ミラー(ドジャース)
2位: タイラー・グラスナウ(ドジャース)
3位: マイケル・キング(パドレス)
4位: コール・レイガンズ(ロイヤルズ)
5位: ヘスス・ルザード(マーリンズ)
J SPORTS 編集部
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