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メジャー1年目を終えた藤浪晋太郎
試行錯誤し、悩み、もがきつづけたからこそ、激動のシーズンは来季への希望を抱かせた。メジャー1年目をアスレチックスでスタートし、7月にオリオールズにトレード移籍した藤浪晋太郎投手(29)だ。地区シリーズではベンチ入り登録を外れ、ポストシーズンでの初登板はかなわなかったが、充実のメジャー1年目を終えた。
「テレビでみていた印象もそうですし、こっちにきてからの選手の発言とか、いろんな話をしていく中でプレーオフのためにみんなレギュラーシーズンをやっていると思います。そこに立つためにやる思いがすごく強い、という印象があります」
レギュラーシーズンを終えた10月1日には、そう語り、ポストシーズンを心待ちにしていた。藤浪へ率直に「プレーオフの舞台は楽しみか?」とたずねた。
「そうですね、はい。楽しみですね。投げられるかどうか分からないですし、登板機会がまわってくるか分からないですけど」
このコメントから、自分がベンチ入りメンバーの当落線上にいる、という自覚があったのかもしれない。チームは残念ながら地区シリーズでレンジャーズに敗退。攻撃力が爆発した相手だっただけに藤浪の力勝負をみたかった、という日本のファンも多いのでは、ないだろうか。「楽しみ」は来季以降に持ち越した。
アスレチックスでは先発投手として開幕を迎えたが、制球に苦しみ、リリーフにまわった。先発をしていたころから、取り組んだフォーム修正などが結果につながり、成績が向上。そしし、トレード移籍でオリオールズへ。移籍後の防御率4・85だが、100マイル(約161キロ)を超える直球とスプリット、スイーパーなどを投げ込むパワーピッチは防御率が示す数字以上に“ナイスピッチングした”というインパクトを与えたことは間違いない。
「自分の仕事はマウンドに上がったらストライクを投げること。ストライクゾーンにアタックすること」
レギュラーシーズン終了とともにそう語った「仕事」への意識は来季も不変だろう。1年契約だったため、今後はフリーエージェントになり、新天地を探す。こだわりのある先発としての役割を求めるのか、飛躍のきっかけにもなったリリーフでのオファーを受け入れるのか。日本が誇る剛腕の行き先にも注目だ。
(文・山田結軌=サンケイスポーツMLB担当)
山田 結軌
1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。
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