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鈴木誠也(カブス)
カブスの鈴木誠也は現地9月26日(日本時間27日)、敵地トゥルーイストパークでのブレーブス戦に「5番・右翼」でスタメン出場すると、3回の第2打席に2点適時三塁打を放つなど、打席では5打数2安打2点と、一時6点のリードを築き優位に立ったカブスの試合運びに貢献。しかし、悪夢はブレーブス打線に追撃を許しながら迎えた8回に訪れた。
今季MLB最速で100勝の大台に乗せたブレーブスは、7回終了時点で5-6と1点差に詰め寄ると、8回の攻撃ではカブス4番手のドリュー・スマイリー相手に二死ながら、2・3塁と一打逆転のチャンスを作る。
ここで打席に入った8番ショーン・マーフィーによる右中間への打球は、完全に打ち取った当たりかと思われたが、ボールは落下点に入った鈴木が差し出したグラブをかすることなくすり抜けた。このまさかの失策により走者2人が生還し、逆転を許したカブスは、そのまま6-7で試合を落とした。
◆試合結果
カ ブ ス|0 2 2 1 0 1 0 0 0|6
ブレーブス|0 0 0 0 0 3 2 2 X|7
この結果、ブルワーズがナショナル・リーグ中地区優勝を確定させるとともに、カブスはナ・リーグのワイルドカード争いで3位に転落。レギュラーシーズン5試合を残し、2位のダイアモンドバックスとは1ゲーム差、そして4位マーリンズとは0.5ゲーム差となった。
◆ナ・リーグ ワイルドカード順位表
1位 フィリーズ 88勝69敗 ゲーム差+5.0
2位 Dバックス 83勝74敗 +1.0
3位 カブス 82勝75敗 0.0
↑ ↑ プレーオフ進出 ↑ ↑
4位 マーリンズ 81勝75敗 0.5
5位 レッズ 81勝77敗 1.0
地元紙『シカゴ・トリビューン』は試合後、電子版に「シカゴ・カブスがセイヤ・スズキのエラーにより、アトランタ・ブレーブスに7-6で劇的な敗戦」と題した速報記事を掲載し、その冒頭で、「簡単なフライはセイヤ・スズキとシカゴ・カブスにとって悪夢に転じ、これが彼らのポストシーズンへの望みへ悲痛な一撃となった」と悪夢の瞬間について振り返った。
しかし、デビッド・ロス監督は「セイヤは1ヶ月半以上に渡り、攻撃面で我々を引っ張ってきた。これまで多くの選手たちが戦ってきたし、彼は最も打撃好調の選手となってきたので、我々は1つのミスを強調するようなことはしない」とコメント。
そして、「他の部分でもできることはあった。もっと点を取れた場面もあったし、決めるべき投球もあったが、我々はそれをしなかった。顔を上げて明日の試合に臨むだけだ」と語った。
J SPORTS 編集部
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