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野球 コラム 2023年9月15日

千賀滉大、6回2安打無失点10奪三振で11勝目。現地メディアは「新人王の資格あり」と伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

コービン・キャロルで決まりかと思われたナショナル・リーグ新人王レースに、日本人ルーキー右腕が待ったをかけている。

メッツの千賀滉大は現地9月14日(日本時間15日)、本拠地シティフィールドでのダイアモンドバックス戦に先発登板すると、6回2安打無失点、10奪三振2四球と支配的な投球でクオリティスタートを達成し、今季11勝目を挙げた。試合はメッツが11-1で大勝した。

◆試合結果
Dバックス|0 0 0 0 0 0 0 1 0| 1
メ ッ ツ|0 0 2 0 5 0 1 3 X|11

現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に千賀の快投を報じる記事を掲載し、その中で右腕のパフォーマンスについて、「単打2本しか許さなかった卓越した投球」と評し、「1年目の30歳は、今季5度目の2桁奪三振をマークしたが、これは彼が先発登板した直近4試合で3度目だった」と伝えた。

その上で、「センガは6月23日以降、14先発試合連続して相手チームを自責3点以下に抑えており、その見事な期間中に9度のクオリティスタートをマークしたほか、84イニングを投げ、防御率2.46、1.11 WHIP、三振四球比率104:31としている」とシーズン後半の瞠目すべきパフォーマンスについて振り返った。

一方、『MLB.com』は同日付で掲載した試合のレポート記事のタイトルを「コウダイ(10奪三振)が賞の正当性を促進」とし、その冒頭で「右腕のコウダイ・センガが、木曜にシティフィールドでダイアモンドバックスを支配し、ナ・リーグ新人王とサイ・ヤング賞の資格を強化した」と伝えた。

記事では、右腕の投球について「立ち上がりから卓越していた」と評した上で、敵将トロイ・ロブロ監督による「彼はとにかく球速を変えていて、95~98マイル(152.9~157.7キロ)の速球を見せつつ、それに対して(変化球で)球速に差をつけていた」。

「球速に変化をつけていたのは、カーブ、スライダー、そしてフォークの3球種だった。どれも良い球だったし、我々は彼にプレッシャーをかけられなかった。彼は自由奔放に投げているみたいな感じだったが、それについては彼を称賛すべきだろう」とのコメント掲載。

「センガはこれで防御率を3.07から2.95に下げたが、MLB全体の規定に達した投手で防御率3.00未満は彼に加え、ブレイク・スネル、ジャスティン・スティール、ゲリット・コール、そしてソニー・グレイの5人のみ」と指摘。

そして、「センガの一連の成績を鑑みると、彼はナ・リーグ新人王を獲得する上で確固たる正当性を持っており、それ以上に、ナ・リーグ サイ・ヤング賞候補の1人として考慮されるべきである」と伝えた。

また、記事ではこれまでナ・リーグ新人王最右翼と見られていたコービン・キャロル(打率.278/24本塁打/打点69/47盗塁)について、「彼もまた説得力のある議論を展開している」としつつ、「しかし、彼はこのシリーズの成績を14打数1安打とし、水曜はプレーしておらず、打率を.278に下げている」と、このところの打撃不振について触れている。

どうやら、ナ・リーグ新人王争いは目が離せない展開になってきているようだ。

J SPORTS編集部

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