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野球 コラム 2023年9月4日

吉田正尚、弾丸3ラン本塁打で「不用意にハッスル」と現地メディア

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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吉田正尚(レッドソックス)

レッドソックスのルーキー左翼手は現地9月3日(日本時間4日)、敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に「6番・左翼」でスタメン出場すると、4回に先制の3ランとなる第14号本塁打を放つなど、4打数2安打3打点と活躍し、チームによる7-3の勝利に貢献した。

現在71勝66敗のレッドソックスは、アメリカン・リーグ東地区4位ながら、3枠あるワイルドカード争いでは3番手につけるレンジャーズと5.5ゲーム差の5番手につけており、ポストシーズン進出には望みをつないでいる。

◆試合結果
Rソックス|0 0 0 3 0 1 2 0 1|7
ロイヤルズ|0 0 0 0 0 1 0 0 2|3

◆ア・リーグ ワイルドカード順位表
1位 レイズ 83勝54敗 ゲーム差+6.5
2位 レンジャーズ 76勝60敗 0.0
3位 アストロズ 77勝61敗 0.0

<↑↑↑ プレーオフ進出↑↑↑>
4位 ブルージェイズ 75勝62敗 1.5
5位 レッドソックス 71勝66敗 4.0
6位 ヤンキース 68勝69敗 3.0

現地局『ESPN』は、弾丸ライナーで右中間スタンドに突き刺さった3ラン弾を放った吉田が、打球の行方を見失い、スタンドインを確信しないまま、三塁まで全力疾走を見せたことから、電子版に「マサタカ・ヨシダが3ランホームランを放った後、不用意にハッスル」とキャプションをつけて本塁打の動画を投稿した。

一方、『MLB.com』は同日付で掲載した試合のレポート記事の中で、レッドソックス先発のクリス・セールによる「試合の終盤まで投げたいので、できれば次回は100球で7、8回投げたい(注:セールはこの試合、5回100球を投げ、2安打無失点、5奪三振2四球の内容で勝利投手となった)」。

「カウント2-2や3-2がたくさんあったように感じる。四球も多かった。それでも勝てて良かった。(ヨシダが)3ランホーマーで試合の流れを決めてくれた」とのコメントを引用した。

その上で、「シーズン後半の打率を.253としてこの試合を迎えたヨシダは、4回にライナーの415フィート(126.5m)弾を放ち、8月18日以来の本塁打を打った。彼は2回にも逆方向への単打を放っており、レッドソックスはこれがパワフル打線をさらに増強する好転の始まりとなることを願っている」と伝えた。

記事によると、アレックス・コーラ監督はこのところの吉田について、「(ヨシダは)ここ数日、良い感じになっている。彼はいくつかのことに打ち込んでいるが、少しずつ彼のスイングは戻って来ていると思う。第3打席では、いつか良い感じのカットがあった。彼はボールを飛ばすようにしていた。あれは良い兆候だね」と述べたとのこと。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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