【ハイライト動画あり】侍ジャパンU-18、初戦に続き2試合連続完封でパナマに勝利。U-18ベースボールワールドカップ

オープニングラウンド　日本 vs. パナマ

初戦でスペインにコールド勝ちと、幸先良いスタートを切ったU-18侍ジャパンは、前節ベネズエラに大勝し勢いに乗るパナマと対戦。悲願の初優勝へ落とせない試合が続くなか、日本が投打に格の違いを見せつけた。

日本は2回まで無失点に抑える快調な立ち上がりを見せていた先発の中山優月（智弁学園）が3回に捕まり、無死2・3塁のピンチを迎えるも、ここは併殺プレーなどで無失点。すると日本はその裏の攻撃で、単打2本により一死1・3塁と先制機を作り出すと、2番・小林隼翔（広陵）の内野安打で三塁走者が生還し、試合の均衡を破る。

7回制ということもあり、早い段階で追加点の欲しい日本は4回、一死1塁の状況でゴロを処理した三塁手に悪送球があり、その間に一塁走者が生還してリードを広げると、なおも二死2塁から9番・橋本航河（仙台育英）に適時打が出て、3-0と完全に試合の主導権を握る。

投げては4回から2番手でマウンドに上がった木村優人（霞ヶ浦）が打者9人を連続で打ち取る無安打投球を披露すると、悪天候による中断を挟んだ6回の攻撃では、二死満塁から小林が右中間を破る走者一掃の適時三塁打を放ち、一気に6-0とリードを広げる。

その後も1点を追加した日本は、7回のマウンドに上がった3番手の高橋煌稀（仙台育英）が完封リレーを完遂。7-0の完勝で2連勝とし、チーム防御率を0.00としたまま、第3戦で大会序盤のヤマ場となるアメリカとの全勝対決に臨むこととなった。

◆試合結果
パナマ｜0 0 0 0 0 0 0 ｜0
日　本｜0 0 1 2 0 4 X ｜7

◆投手
・日本：中山優月、木村優人、高橋煌稀

◆グループB　その他の試合結果
○オランダ 8-2 ベネズエラ●
●スペイン 2-6 アメリカ○