【ハイライト動画あり】侍ジャパンU-18、初戦のスペイン戦で6回コールド勝ち。WBSC U-18ベースボールワールドカップ

オープニングラウンド　日本 vs. スペイン

「WBSC U-18ベースボールワールドカップ」で悲願の初優勝を目指し台湾へと乗り込んだ馬淵史郎監督（明徳義塾）率いる「侍ジャパンU-18代表」が、オープニングラウンド初戦でスペインと対戦。小雨のそぼ降るなか始まった試合は、序盤から日本が優勢に試合を進める展開に。

U-18侍ジャパンは先発登板した東恩納蒼（沖縄尚学）が、立ち上がりから軽快な投球で相手打線を三者凡退に打ち取ると、その裏の攻撃で先頭打者からの2連続四球に加え、犠打、犠飛、失策で2点を先制する。日本はなおも二死1・3塁から7番・緒方漣（横浜）の適時打で1点を加え3-0とし、幸先良いスタートを切る。

プレーの緻密さで相手を圧倒する日本は、2回も足を絡めた攻撃に加え、スペイン守備陣の乱れをついて加点すると、4番・森田大翔（履正社）の適時打、そして8番・知花慎之助（沖縄尚学）の適時内野安打などもあり、5点を加え、8-0として一気に試合の趨勢を決定付ける。

これで余裕が出た日本は、投手の投球制限が細かく決められていることもあり、3回から2番手の武田陸玖（山形中央高）に継投する。武田は2イニングを無失点に抑えると、5回からマウンドに上がった安田虎汰郎（日大三）も零封ピッチングを継続する。

その後、日本は6回に一死1・2塁から緒方が2点適時三塁打を放って10-0とし、投手陣を疲弊させない理想的なコールド勝ちで白星発進を遂げた。

◆試合結果
スペイン｜0 0 0 0 0 0 ｜ 0
日　本　｜3 5 0 0 0 2X｜10

◆投手
・日本：東恩納蒼、武田陸玖、安田虎汰郎、矢野海翔（大垣日大）

◆グループB　その他の試合結果
○アメリカ 2-1 オランダ●
●ベネズエラ 4-13 パナマ○