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野球 コラム 2023年8月28日

鈴木誠也、プレーオフ進出に向けてチームとともに驀進中

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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鈴木誠也(カブス)

シカゴの和製スラッガーは現地8月27日(日本時間28日)、敵地PNCパークでのパイレーツ戦に「5番・右翼」でスタメン出場すると、5回の第3打席に適時二塁打を放つなど、3打数2安打1打点2得点2四球と躍動し、チームによる10-1の大勝に貢献した。

◆試合結果
カ ブ ス|1 0 0 2 3 0 0 1 3|10
パイレーツ|1 0 0 0 0 0 0 0 0| 1

『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は試合後、「数ゲーム休んだ後、スズキが打席で威風堂々としている」と題したレポート記事を投稿し、試合後のロッカールームで、チームメイトのコディ・ベリンジャーとジェイマー・キャンデラリオが、鈴木を讃えるチャントを歌った光景を綴った上で、「スズキが高いレベルでパフォーマンスを見せると、カブス打線は危険な様相を帯びてくる」と伝えた。

さらにバスティアン記者は、「スズキのチームメイトは、彼が試合後にスポットライトを浴びる番になったことを楽しんでいるが、それよりも、彼がフィールド上でより楽しむようになったことが、大きな進展となっている」と続けた。

その上で、「それは二塁打2本と2四球で4度出塁しつつ、2得点したスズキを目の当たりにしたパイレーツとの試合でも続けられ、彼はこれで連続安打をキャリア最高の10試合に伸ばした」と、この日の鈴木のプレーを簡単に振り返った。

そして、デビッド・ロス監督の「彼が好調の波に乗る、このちょっとした連続期間は見事なものだ。彼は攻撃面で良いスイングができ、自信を持っていると、その他の部分もつられてレベルアップする。それは単に、より自由にプレーできており、自分自身に自信を持つことで、このゲームに喜びを感じ、フィールド上で楽しめているからだと思う。我々はそういうタイプの選手を必要としているんだ。彼は本当に良いね」とのコメントを伝えた。

記事では、監督から鈴木について「喜び」や「自信」という言葉が出るようになった転機は、メジャー2年目の鈴木がスランプの真っ只中になった8月初旬に、4試合連続でスタメンから外れたことにあるとしており、バスティアン記者は、「監督は選手を試合の『競争モード』から外すと、時として下向きのスパイラルを逆転させることができると述べた」と伝えた。

そして、「8月9日にスタメン復帰し、サイクルヒットまで、あと二塁打1本としたスズキは、それ以降ここまで後ろを振り返っていない」とし、「くだんの4試合に渡る小休止以降、スズキは16試合に出場し、打率を.390(59打数23安打)、出塁率を.431、そして長打率を.763としており、その間、65打席で4本塁打、6二塁打、2三塁打、11打点、15得点、5四球(7三振に対し)をマークしている」と、その圧巻の数字を示した。

記事によると、これについて冒頭にも登場した2019年ナショナルリーグMVPのベリンジャーは、「このところ、見ていて楽しいよ。彼はセイヤらしくなっている。彼は自分自身をエンジョイしているみたいだ。とてもシンプルなことなんだ。そして、それは僕らのチームを断然良くしているし、かなりの厚みをもたらしているんだ」と述べたとのこと。

これで69勝61敗としたカブスは、目下ナ・リーグ中地区で首位ブルワーズと4ゲーム差の2位につけており、3枠を巡るワイルドカード争いでは、3番手に0.5ゲーム差、4番手に2ゲーム差の2番手につけている。

◆ナ・リーグ中地区
1位 ブリュワーズ 73勝57敗 ゲーム差
2位 カブス 69勝61敗 4.0
3位 レッズ 68勝64敗 2.0
4位 パイレーツ 58勝73敗 9.5
5位 カージナルス 56勝75敗 2.0

◆ナ・リーグ ワイルドカード順位表
1位 フィリーズ 72勝58敗 ゲーム差+3.0
2位 カブス 69勝61敗 +0.5
3位 Dバックス 69勝62敗 0.0
↑↑↑<プレーオフ進出>↑↑↑

4位 ジャイアンツ 67勝63敗 1.5
5位 レッズ 68勝64敗 0.0
6位 マーリンズ 66勝65敗 1.5
7位 パドレス 61勝70敗 5.0

J SPORTS編集部

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