【ハイライト動画あり】王子（春日井市）が三菱重工East（横浜市）に勝って8年ぶりのベスト4。都市対抗野球大会 準々決勝

王子vs.三菱重工East

第94回都市対抗野球大会は10日目を迎え、準決勝進出チームが出揃った。23日（日）第3試合は王子（春日井市／東海第4代表）と三菱重工East（横浜市／西関東第一代表）の対戦だった。

三菱重工Eastは池内瞭馬、王子は高島泰都と、いずれも1回戦から中3日の右腕が先発を任された。三菱重工Eastは1回裏、2番・江越啓太が一死からライトにソロ本塁打を打ち込んで先制する。

しかし、王子も3回表、Honda鈴鹿から補強された2番・長野勇斗が二死からライトにソロ本塁打を放って同点に追いつく。さらに王子は4回表、8番・細川勝平が二死2・3塁から左中間の真ん中を破る2点タイムリー二塁打。3-1と勝ち越しに成功した。

王子は先発の高島が3回で降板。さらに3回から6回までいずれも複数の出塁を許す難しい守備だったが、リリーフ陣が粘り強く相手打線を封じていく。そして王子打線は9回表、5番・宝島史貴が二死1・2塁から左越えの3ラン本塁打を放って試合を決めた。

王子が6-1で三菱重工Eastを下して準決勝進出。ベスト4のうち3チームは東海地区代表となっている。

◆試合結果
王　　子｜0 0 1 2 0 0 0 0 3｜6
三菱重工｜1 0 0 0 0 0 0 0 0｜1

◆投手
・王　　子：高島泰都、中島　航、若林優斗、○近藤　均
・三菱重工：●池内瞭馬、畠中優大、長島　彰、本間大暉

◆本塁打
・王　　子：長野勇斗（1号ソロ・3回）、宝島史貴（1号3ラン・9回）
・三菱重工：江越啓太（1号ソロ・1回）

文：大島和人

◆準決勝：7月24日（月）東京ドーム
・14:00　トヨタ自動車（豊田市）vs.JR東日本（東京）
・18:00　ヤマハ（浜松市）vs.王子（春日井市）