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野球 コラム 2023年7月21日

【ハイライト動画あり】JR東日本(東京都)、7回の集中打でパナソニック(門真市)に逆転勝ち。都市対抗野球大会2回戦

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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パナソニック vs. JR東日本

早くも大会2週目に突入した21日(金)の第1試合では、與座健人の完封ピッチングでJR西日本(広島市)に勝利したパナソニック(門真市/近畿第4代表)と、8-1の快勝で三菱重工West(神戸市・高砂市)を破った、2011年の大会覇者、JR東日本(東京都/東京第2代表)が対戦した。

JR東日本は1回戦で最終回を無失点で締めくくった多田裕作が先発マウンドに上がると、二死から四球を出すも、後続を打ち取り上々の立ち上がりを見せる。一方、今大会では近畿勢唯一の生き残りとなったパナソニックは、この試合も先発登板した與座が軽快な立ち上がりを見せ、こちらも相手打線を無失点に抑える。

試合が動いたのは2回。パナソニックは多田に対し、四球と2塁打で一死2・3塁のチャンスを作ると、7番・松根優のスクイズで先制に成功する。するとパナソニック先発の與座は次第にギアを上げ、2回途中から5者連続三振を奪うなど、相手打線を寄せ付けない投球を続ける。対する多田もその後は粘投を続け、試合中盤にかけてスコアボードに「0」を並べ、5回を1失点としてブルペンにバトンを渡す。

追加点で與座を援護したいパナソニックは7回、相手2番手の西田光汰に対し一死1・3塁と好機を作り、再び松根がスクイズを決めて待望の追加点を挙げると、9番・上田隼也にも適時打が出て、3-0とリードを広げる。

しかし、パナソニックに完全に流れが行ったかと思われた直後に、この試合最大のヤマ場が訪れる。JR東日本はその裏の攻撃で、ここまで2安打に抑えられていた與座に対し、一死1・2塁のチャンスを作ると、6番・下川知弥が右翼スタンドへ消える3ラン本塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。勢いに乗るJR東日本はその後、二死2塁と再び好機を迎えると、内野安打と守備のミスで二塁走者が一気に生還し、逆転に成功する。

1イニングの攻防で試合をひっくり返したJR東日本は、8回からマウンドに上がった3番手の西居建陽が最終盤の2イニングを危なげなく無失点に抑え、劇的な逆転勝利で2年連続のベスト8進出を決めた。

◆試合結果
パナソニック|0 1 0 0 0 0 2 0 0|3
JR東日本 |0 0 0 0 0 0 4 0 X|4

◆投手
・パナソニック:●與座健人、榎本 亮
・JR東日本 :多田裕作、○西田光汰、西居建陽

◆本塁打
・JR東日本 :下川知弥(1号3ラン・7回)

第94回 都市対抗野球大会 第8日 2回戦

【ハイライト動画】パナソニックvsJR東日本

J SPORTS編集部

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