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野球 コラム 2023年7月21日

【ハイライト動画あり】東海理化(豊川市)、16安打13得点の猛攻でJR四国(高松市)にコールド勝ち。都市対抗野球大会2回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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東海理化 vs JR四国

「第94回都市対抗野球大会」は7日目から2回戦に入り、25日(火)の決勝に向けて大会も後半戦に差し掛かっている。20日(木)の第3試合は、日本製鉄かずさマジック(君津市)に勝利した東海理化(豊川市/東海第6代表)と、東京ガス(東京都)を破ったJR四国(高松市/四国代表)の対戦だった。

12年ぶりの出場で、18日の1回戦で「悲願の初勝利」を挙げた東海理化が猛攻を見せる。1回裏、2番・井貝星良が無死1塁からいきなりライトに2ラン本塁打を放つ。さらに無死1・2塁としてJR四国の先発・石丸慶次郎を早々にノックアウト。6番・武藤健司は一死からセンターオーバーのタイムリー2塁打を打つと、7番・中野良紀のショートゴロで3塁走者が生還。4点を先制して攻撃を終えた。

東海理化は2回裏にも二死満塁から5番・畔上翔の2点タイムリー安打で追加点。4回裏にも6番・武藤が一死1・2塁からセンター前にタイムリー安打。8番・池間大智は一死満塁からライト線に2点タイムリー2塁打と畳み掛ける。

9番・野田賢志の四球で一死満塁にすると、1番・福本綺羅もレフト前にタイムリー安打を放ち、ついに10-0。2番・井貝は押し出しの四球を選び、3番・平野英丸の4球目に相手バッテリーのパスボールが出て3塁走者が生還。一挙6点のビックイニングとして、12-0の大量点差で4回を終えた。

さらに東海理化は5回にも7番・中野が二死からライトにソロ本塁打が出る。東海理化はこの試合で16安打を放ち、7人がマルチ安打。6人が打点を挙げている。投げても先発の河野太一朗が5回を零封し、リリーフ陣にしっかりつないだ。

都市対抗野球のコールドは「7回以降/10点差以上」が条件で、この試合は7回表終了時点でコールドゲームが宣告されている。

◆試合結果 ※7回コールド
JR四国|0 0 0 0 0 0 0| 0
東海理化|4 2 0 6 1 0 X|13

◆投手
・JR四国:●石丸慶次郎、寺崎周大、菊池大樹、上谷和大、谷川 宗
・東海理化:○河野太一朗、続木悠登

◆本塁打
・東海理化:井貝星良(1号2ラン・1回)、中野良紀(1号ソロ・5回)

文:大島和人

第94回 都市対抗野球大会 第7日 2回戦

【ハイライト動画】東海理化 vs. JR四国

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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