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野球 コラム 2023年7月17日

【ハイライト動画あり】9回二死から追いついた明治安田生命(東京都)、延長タイブレークで西部ガス(福岡市)に勝利。都市対抗野球大会1回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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西部ガス vs. 明治安田生命

「第94回都市対抗野球大会」は7月14日(金)に開幕し、大会3日目も1回戦の3試合が組まれている。第2試合は4年ぶり7回目出場の明治安田生命(東京都/東京第1代表)と、2年ぶり7回目の西部ガス(福岡市/九州第2代表)の対戦だった。

明治安田生命は1回表、一死2・3塁と絶好のチャンスを迎える。しかし、4番・森龍馬のセンターフライからタッチアップした三塁走者は本塁で刺され先制を逃した。明治安田生命は6回表にも二死2塁から4番・森がライト前安打。二塁は俊足の新城拓だったが、ここは三塁コーチがストップをかけて生還できず、そのまま無得点に終わる。

すると西部ガスは6回裏、4番・安永元也が一死2塁からレフトオーバーのタイムリー二塁打。1点を先制して、好投の高杉勝太郎をマウンドから下ろす。しかし一死2・3塁から仕掛けたダブルスチールは失敗し、1点止まりだった。

西部ガスは7回裏にも1番・正木智也が二死2塁からレフト前安打を放つ。ここも二塁走者の本塁は刺されて、やはり追加点を挙げられない。西部ガスも先発の村田健を6回で降ろすと、7回からはリリーフを小刻みに投入していく。8回表二死2・3塁のピンチは高卒3年目の右腕・林田夢大がしのぎ、最終回を1点リードで迎えた。

明治安田生命は9回表、二死2塁から3番・福岡高輝が左中間を破る起死回生のタイムリー三塁打。「あと1人」の瀬戸際から1-1同点に追いつく。9回裏の守備はこの回から登板した中崎響介が抑え、決着は今大会初のタイブレークに持ち込まれる。継続打順で「無死1・2塁」から攻撃の始まる方式だ。

明治安田生命は10回表、この回先頭代打・日置航がライト前安打を放ち無死満塁とチャンスを広げる。7番・伊藤智也のセカンドゴロは併殺を焦った相手のミスを誘い、2点を勝ち越した。ただ、直後に仕掛けたダブルスチールは失敗し、無死1・3塁の絶好機で追加点を挙げられない。

しかし、中崎が10回裏を打者3人、無失点で切り抜けた。「総力戦」を制した明治安田生命は、3-1で勝利を飾っている。

◆試合結果 ※延長10回タイブレーク
明治安田生命|0 0 0 0 0 0 0 0 1 2|3
西部ガス  |0 0 0 0 0 1 0 0 0 1|1

◆投手
・明治安田生命:高杉勝太郎、石毛力斗、小玉和樹、○中崎響介
・西部ガス  :村田健、高椋俊平、田中和正、林田夢大、内間敦也、岩崎皓介、●大畑蓮

文:大島和人

第94回 都市対抗野球大会 第3日 1回戦

【ハイライト動画】西部ガス(福岡市) vs. 明治安田生命(東京都)

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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