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野球 コラム 2023年7月16日

【ハイライト動画あり】SUBARU(太田市)の阿部博光がJFE西日本(福山市・倉敷市)を2安打完封。都市対抗野球大会1回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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SUBARU vs. JFE西日本

「第94回都市対抗野球大会」は7月14日(金)に開幕し、16日(日)の大会3日目も1回戦の3試合が組まれている。第1試合は5年ぶり28回目出場のSUBARU(太田市/北関東第2代表)と、2年連続12回目のJFE西日本(福山市・倉敷市/中国第1代表)が対戦した。

SUBARUは1回裏、1番・藤原龍之介がレフト前安打を放つとすかさず二盗を決め、内野ゴロで進塁して一死3塁のチャンス。ここで3番・森下智之が右中間フェンス直撃のタイムリー3塁打を放ち、幸先よく先制する。しかし、JFE西日本の先発を任されたサブマリン津山裕希はすぐに立ち直り、後続を許さない。SUBARUの左腕・阿部博光も立ち上がりから万全の投球を見せ、試合は緊迫した投手戦となった。

SUBARUは6回裏、JFE西日本の2番手・筒井恒匡を攻略。一死満塁のチャンスを作ると、5番・古川幸拓がレフトに犠牲フライを放ち、貴重な2点目を挙げた。JFE西日本はその後、小刻みな継投を見せる。シティライト岡山から補強された米田知弘、稲葉虎大らが相次いでマウンドに立ち、特に『プロ注』の稲葉は152キロを計測。「ドラフト好き」にとってはうれしい選手起用だった。

ただ、阿部は制球、変化球の切れとも万全だった。5年ぶり出場のSUBARUがJFE西日本を撃破。阿部は球数わずか107、被安打2、四死球0という文句のない内容で完封勝利を挙げている。

◆試合結果
JFE西日本|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
SUBARU|1 0 0 0 0 1 0 0 X|2

◆投手
・JFE西日本:●津山裕希、筒井恒匡、尾田恭平、米田知弘、稲葉虎大
・SUBARU:○阿部博光

文:大島和人

第94回 都市対抗野球大会 第3日 1回戦

【ハイライト動画】SUBARU(太田市)vs. JFE西日本(福山市・倉敷市)

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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