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野球 コラム 2023年6月26日

菊池雄星、自己最多タイの7勝目。現地メディアは「ベストのキクチ」と伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菊池雄星(ブルージェイズ)

菊池雄星がシーズン折り返しを前にして、キャリアハイに並ぶ勝ち星を挙げた。ブルージェイズの左腕は現地6月25日(日本時間26日)、本拠地ロジャースセンターのアスレチックス戦に先発登板すると、7回2安打1失点、8奪三振2四球と圧巻のパフォーマンスを見せた。試合は12-1でブルージェイズが大勝し、菊池はキャリアハイに並ぶ今季7勝目(2敗)を挙げた。これで左腕の防御率は3.75となった。

◆試合結果
アスレチックス|0 0 0 0 0 1 0 0 0|1
ブルージェイズ|2 1 1 0 0 1 2 5 X|12

『MLB.com』でブルージェイズを担当するキーガン・マセソン記者は、試合後、「キクチがブルージェイズの一員として最高の先発登板で驚愕のシーズンを継続」と題した記事を投稿し、その冒頭で、「ブルージェイズのロースターにいる選手で、ユウセイ・キクチほど明確に自信を表している選手はいない」と前置き。

その上で、マウンド上で支配的な投球を見せるこのところの菊池について、「ボールがプレートに届くまで見る必要すらない。ただ、投球の間、キクチが左足を振り、その後、再び高く蹴り上げ、彼をフィギュアスケーターにように自身のダグアウトへ向かってスピンさせる動きを見るだけで十分なのである。もし、キクチがトリプルアクセルに挑もうとしているように見えたならば、全ては順調に進んでいるということだ」と表現した。

また、この日の投球について、「ベストのキクチ」と評し、「7回、101球はどちらも、彼がブルージェイズに入団して以来では最高」であることについて触れ、「確かに相手は最下位のアスレチックスであり、相手の打線のOPSはア・リーグ東地区の勝率みたいなもの」としつつ、「遂に、実力未満ではなく、良い部分を合算して投球するようになった効率的なキクチだった」と伝えた。

さらに記事では、ジョン・シュナイダー監督による「恐れなくなった。昨年を振り返ってみると、カウントが2-0になると、彼は少し緊張していた。今は、その真逆になっている。どのカウントでも、安心して彼を見ていられる」とのコメントを引用。

そして、「スプリングトレーニングが遠い昔のことのように感じられるが、キクチの防御率3.75は予定になかった。彼は先発投手5番手の座を争い、先発ローテーションに入ったり外れたりしながらシーズンを過ごすはずだった」とした。

その上で、「その代わり、彼は解決策の一部として、開幕投手ながら防御率6.36のアレック・マノーアがフロリダ州ダニーディンにあるブルージェイズの練習施設で答えを見つけ出そうとしているなか、先発ローテーションを強固にするのを助けている」と讃えた。

菊池は現地30日の本拠地レッドソックス戦で、キャリアハイ更新となる今季8勝目を目指して先発登板する予定となっている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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