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野球 コラム 2023年5月18日

千賀滉大、MLB最強打線を相手に6回3安打1失点12奪三振

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

千賀滉大の『ゴーストフォーク』が躍動した。お化けや幽霊が『躍動』と言うのも、どうかとは思うが、メッツのルーキー右腕のシグネチャーピッチが、今季MLB最強と謳われるレイズ打線相手に、存分にその威力を発揮したのである。

現地5月17日(日本時間18日)に本拠地シティフィールドで行われたレイズ戦に先発登板した千賀は、6回3安打1失点、12奪三振3四球と、渡米以来最高のパフォーマンスを見せた。千賀に勝敗はつかなかったが、試合は10回裏に2点を追うメッツが、ピート・アロンゾの劇的な逆転サヨナラ3ラン本塁打でサヨナラ勝ちし、目下ア・リーグ東地区首位にして今季MLB最高勝率を誇るレイズとのシリーズを1勝1敗の五分とした。

◆試合結果
レイズ|0 0 0 1 0 0 1 2 1 2 |7
メッツ|0 0 0 0 0 0 2 0 3 3X|8

『MLB.com』でメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者は、試合のレポート記事とは別に、千賀の快投を伝える記事を投稿し、その冒頭で「このシーズン序盤がメッツに対し、コウダイ・センガについて何か教えたことがあったとすると、それは、彼の代名詞であるゴーストフォークボールが、彼らの望んでいた通り、打つのが難しいと言うことだろう」と前置き。

その上で、「センガは水曜夜に8-7でサヨナラ勝ちした試合で、メジャー最多得点を誇るチームに対し、著しい効力を発揮したフォークボールを駆使し、日本人投手としてのメッツの球団記録となる12奪三振をマークした。センガに勝敗はつかなかったものの、これは色々な点から言って、彼の始まったばかりのメジャーリーグのキャリアにおける、最も刺激的な登板だった」と伝えた。

さらに記事では、「センガは6イニング中、5イニングで複数の打者から三振を奪い、メッツの日本人投手として1試合2桁奪三振をマークしたマサト・ヨシイ、ヒデオ・ノモ、ヒサノリ・タカハシ、そしてダイスケ・マツザカの仲間入りをした」とした。

「96マイル(154.5キロ)の速球でランディ・アロザレナを凍りつかせ、その回最初のアウトを取って前述のグループで唯一、11奪三振をマークした選手としてそのトップに躍り出る」と、「センガは104球目でテイラー・ウォールズを討ち取り、もう1つ三振を加えた」と伝えた。

そして、バック・ショーウォルター監督による「あれは彼による(これまでで)最高の制球だったし、彼が少し落ち着いてきた兆しであると願っている。かなり優れた打線に対するあの投球は、見ていて楽しかった」とのコメントを引用しながら、この日の千賀の好投を振り返った。

J SPORTS編集部

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