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【横浜好き】4月は球団新記録の16勝。週刊MVPは8打点の牧秀悟と1週間で3勝をマークした三嶋一輝。『週刊ベイスターズいいとこどり』
野球好きコラム by 大久保泰伸横浜DeNAベイスターズ
年に数回あるかないかの週間全勝。球団新記録となる4月16勝をマークしたチームは、混戦模様かと思われた今年のセ・リーグで、あっという間に2位に3ゲーム差を付けての首位となりました。延長サヨナラ勝ちに息詰まる投手戦、そして締めくくりは『マダックス』と、最高に楽しかった1週間を振り返っていきましょう。
昨季リーグ王者のヤクルトを地元に迎えての3連戦は、活発な打線が光った。もっとも輝いていたのが、今季6番に定着した関根大気で、25日の初戦では右中間へのフライが相手野手の交錯で今季1号となるランニング本塁打となり、27日には延長戦に終止符を打つプロ初のサヨナラ打を放った。
開幕から不振が続いた牧秀悟は、故郷の長野県から両親や親族など多数(本人によれば40人)が観戦に訪れた25日に先制タイムリー、中盤までの4点ビハインドを逆転した27日には、逆転3ラン本塁打など活躍。25日と27日は伊藤光がいずれも2安打、26日には戸柱恭孝が決勝点となる3ラン本塁打と、スタメン捕手が3試合全てでマルチ安打&打点を記録した。
投手陣は、25日に先発したガゼルマンが6回無失点でリーグトップタイの3勝目。終盤勝負となった26、27日は、いずれも1イニングを無失点に抑えた三嶋一輝が2日連続で勝利投手となった。今季初勝利となった26日は自身355日ぶりとなる白星で、3つのアウト全てが三振の快投だった。
敵地での中日3連戦は、先発左腕2人が最上級の投球を見せた。28日の初戦では、今永昇太が7回4安打無失点、12奪三振と圧巻の投球で防御率0.00をキープ。中日先発の小笠原慎之介との最少得点差のサウスポー対決は見応え十分だった。
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