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野球 コラム 2023年3月16日

【ハイライト動画あり】アメリカがマイク・トラウトの3打点でコロンビアに辛勝。準々決勝はベネズエラと対戦。WBC 1次ラウンド プールC

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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コロンビアvs.アメリカ

「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下WBC)は、チェイスフィールドで行われるこの日のアメリカコロンビアの一戦が、1次ラウンド全プールの最終戦となり、試合終了をもって、ベスト8が出揃うことになる(すでに日本開催の準々決勝でキューバがオーストラリアを退けてベスト4進出を決めてはいるが)。

プールCはすでにこの日のデーゲームで勝利したメキシコが首位通過を決めており、アメリカがこの試合で勝利すると、アメリカがプール2位での準々決勝進出となり、コロンビアが勝利すると、アメリカ、コロンビア、カナダの3チームが2勝2敗で並び、失点率で順位が決まることになる。

両チームにともに、投手陣を総動員するブルペンゲームとなった試合は、3回に動きを見せる。2回に一死満塁のピンチを無失点でしのいだアメリカは、二死から単打で出塁したムーキー・ベッツをワイルドピッチで二塁に進めると、主砲マイク・トラウトによるシフトの裏をつく逆方向への適時打で1点を先制する。

しかし、コロンビアもその裏の攻撃で、オスカー・メルカドの長打を、最終的には犠飛での得点に結びつけ、試合を振り出しに戻すと、さらにエラーで出塁したホルヘ・アルファロを一塁に置いて、レイナルド・ロドリゲスにセンターフェンス直撃の特大適時二塁打が出て一気に2-1と逆転に成功する。

早い段階で反撃に転じたいアメリカは5回、四球と単打で一死2・3塁のチャンスを作ると、トラウトがレフト前へ2点適時打を放って再び試合をひっくり返す。結局、試合はその後、両チームによる好投と攻守を前に、スコアボードには「0」が並ぶ展開となり、最終回はアメリカ守護神のライアン・プレスリーがコロンビア打線を三者凡退で退け、ゲームセットとなった。

アメリカは3勝1敗のプール2位でマイアミ行きを決め、準々決勝ではプールDを首位突破したベネズエラと対戦することに。敗れたコロンビアはプール最下位となり、次回WBCは予選からの参加を強いられることとなった。

◆試合結果
アメリカ |0 0 1 0 2 0 0 0 0|3
コロンビア|0 0 2 0 0 0 0 0 0|2

◆プールC 順位表
1位 メキシコ 3勝1敗
2位 アメリカ 3勝1敗
3位 カナダ 2勝2敗
4位 イギリス 1勝3敗
5位 コロンビア 1勝3敗

※1・2位と4・5位は直接対決の結果

2023 WORLD BASEBALL CLASSIC

【ハイライト動画】コロンビア vs. アメリカ

J SPORTS編集部

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