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野球 コラム 2023年3月14日

【ハイライト動画あり】プエルトリコ、継投による完全試合でイスラエルに8回コールド勝ち。WBC 1次ラウンド プールD

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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プエルトリコvs.イスラエル

連日、マイアミで熱戦が繰り広げられる「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下WBC)プールDは、文字通り『死の組』の様相を呈するなか、3日目のナイトゲームで1勝のイスラエルと1勝1敗のプエルトリコが対戦。

実力伯仲のベネズエラに敗北し、1次ラウンドの最後に宿敵ドミニカ共和国との一戦を残すことから、この試合での勝利が必須となったプエルトリコは1回、二死から四球と単打で1・2塁のチャンスを切り開き、ハビアー・バエスが左翼ライン上への二塁打を放って2点を先制すると、エディ・ロサリオも適時二塁打で続き、3-0とする。

追撃の手を緩めないプエルトリコは2回、無死1塁で2巡目に入ると、1番フランシスコ・リンドーアが四球を選び、1・2塁からキケ・ヘルナンデスの適時打で2点を追加。さらに一死1塁から、エマヌエル・リベラに適時三塁打が出て6-0と、序盤に大量リードを築く。

投げては先発のホセ・デレオンが快調に飛ばし、初回から8奪三振を含む5回連続三者凡退のパーフェクトピッチング(球数はわずか54球)でイスラエル打線を沈黙させる。

一方、3回から得点が止まっていたプエルトリコ打線は5回、バエスによるこの日2本目の長打を皮切りに二死満塁のチャンスを作ると、リンドーアが走者一掃の三塁打を放ち、9-0としてクルージング状態に入る。

デレオンは6回もマウンドに上がると、打者2人を三振に打ち取り、5回2/3、64球を投げ、無安打無失点、10奪三振無四球のパーフェクトピッチング。スタンディングオベーションの中、ダグアウトへと引き揚げた。

結局、プエルトリコはボールを受け継いだプルペンの投手もパーフェクトピッチングを続けるなか、8回裏に1点を加え、10-0のサヨナラコールド勝ちで、8回ながらWBC史上初の継投による完全試合を達成した。

◆試合結果 ※8回コールド
イスラエル |0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
プエルトリコ|3 3 0 0 3 0 0 1X|10

◆プールD 順位表
1位 ベネズエラ 2勝0敗
2位 プエルトリコ 2勝1敗
3位 ドミニカ共和国 1勝1敗
3位 イスラエル 1勝1敗
5位 ニカラグア 0勝3敗

2023 WORLD BASEBALL CLASSIC

【ハイライト動画】プエルトリコ vs. イスラエル

J SPORTS編集部

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