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中国vs.チェコ共和国
3月9日に「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下WBC)の初戦が行われたプールBは、この日のデーゲームで大会初出場のチェコ共和国と、初戦で日本に敗れた中国が対戦。
試合は初回にいきなり動きを見せる。先攻のチェコは、リードオフのボイテハ・メンシクが試合の初球を打ち返し、三遊間を破るヒットで、チェコによる歴史的な大会史上初安打をマーク。
2番のエリック・ソガードも右前打で続き、無死1・3塁とチャンスを広げると、3番マレク・フルプのフライを右翼手の梁培が落球。この間に、三塁走者が生還し、この試合の先制点にして、同国のWBC初得点を挙げる。チェコはその後も、一死満塁から、犠牲フライで1点を追加する。
投げては、チェコ先発のダニエル・パディサクが中国打線を三者凡退に打ち取る順調な立ち上がりを見せる。勢いに乗るチェコは3回、マチェイ・メンシクが同国による大会史上初ホーマーを放ち、3-0とリードを広げる。
チェコ先発のパディサクは結局、4回無安打無失点の快投でブルペンにボールを渡すも、5回から登板した2番手のマルティン・シュナイダーは制球が定まらず、この回、3四球で一死満塁とすると、内野ゴロの間に1点を許す。
1点を返されたチェコは6回、四球で出た走者をパスボールと進塁打で三塁まで進めると、9番フィリップ・スモラが詰まりながらも内野の頭上を超える適時打を放って追加点を奪った。
対する中国は7回にビッグイニングがやって来る。まず犠飛で1点を返すと、なおも相手のミスに乗じて1点を奪い、さらに一死1・2塁から梁培の適時二塁打で同点に追いつく。そのままリリーバーの瓦解が止まらないチェコを攻めてさらに1点を奪い、5-4と逆転に成功する。
それでもチェコは9回、一死2・3塁と逆転の走者を得点圏に置くと、マルティン・ムジークが左翼ポール際へ逆転3ラン本塁打を放ち、7-5と土壇場で試合をひっくり返す。チェコはこの回、さらにスモラの適時打で1点を加えると、9回裏は回またぎとなったマレク・ミナリクがしっかりと無失点で締めくくり、8-5で記念すべきWBC初勝利を祝福した。
◆試合結果
チェコ|2 0 1 0 0 1 0 0 4|8
中 国|0 0 0 0 1 0 4 0 0|5
2023 WORLD BASEBALL CLASSIC
【ハイライト動画】中国 vs. チェコ共和国
J SPORTS 編集部
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