【オリックス好き】宮崎キャンプのブルペンは午後からも見どころ満載！

ベルちゃんと

「オリックス・バファローズ春季キャンプin宮崎」もいよいよ後半に入ってきた第5クールの2月19日（日）・20日（月）、再び宮崎市清武総合運動公園に行ってきました。

午前よりも比較的空いてる午後のブルペンに行ってみたら、普段はなかなか見られないレアな光景が！今回はその様子をお伝えします。

午後のブルペン。
そこにはタオルを振って黙々とシャドーピッチングをする山田修義投手が。タオルだけでもすごい迫力です。2日連続ブルペンで自主練習されていて、その頼もしさに見とれてしまいました。

山田修義投手

ネットを使って自主練習をしていた近藤大亮投手は、ボールがいっぱいに入ったケースを片付けながらファンに手を振ってサービスも満点です。
なんとJ SPORTSの中継カメラ側にいた私にもにっこり笑顔で「こんにちは！」と言ってくださって、平然を装って挨拶を返しましたが、心の中はお祭り騒ぎに（照）

近藤大亮投手

田嶋大樹投手のこんな多彩な表情も見ることができました。「何が違うんだろー？」「これこれ！」と一球一球何かを確かめながら、60球以上。ありがたや。
（その様子は⇒こちら）

田嶋大樹投手

爽やかな笑顔が眩しい前佑囲斗投手の球を受けていたのは、なんと今季からスコアラーに転身された松井雅人さん。

これは胸熱です。
途中、誰もいなくなったブルペンで地縛霊のように土をじっと眺めながら待っていた時間も無駄じゃなかった（感涙）

左：前佑囲斗投手/右：松井雅人スコアラー

更に私の心を鷲掴みにしたのは投手陣の輝く表情の先にいるブルペン捕手の面々。今季のオリックスには、ベテランの杉本尚文さんを始め、比屋根彰人さん、稲富宏樹さん、そして今シーズン新加入された叺田本気さんの4人のブルペン捕手がいらっしゃいます。

恥ずかしながら野球を見る前まではその役割を「練習のボールを受ける役の人」ぐらいにしか思っていませんでした。オリックスファンになってようやく、キャッチングの技術はもちろん、的確なアドバイス力が必要な重要なポジションだと知るようになったのですが、今回また更にその凄さを目の当たりにして尊敬の念を深めました。
投手のテンションを上げる声かけ、投手が助言を必要とするまで待てる力、問いかけにすぐ答えられる対応力、そしてブルペン全体の空気を読む力。コミュ力やばっ！

今回、特に私が気になったのは、内野手から2021年にブルペン捕手に転向された比屋根さん。「いいねー！」「今の最高！」「自分にキビシー！」とにかく言葉のバリエーションが多くて、見させてもらってるこちらまで気持ちが上がってきます。

そして投手がいなくなった時、「比嘉さん」と言いながら、比嘉幹貴投手そっくりのフォームでピッチングを披露してくださった比屋根さん。
えっ！ちょっと待って！？もしかして私、心読まれてる！？沖縄出身繋がりでたまたま？？すみません、比嘉さん大好き芸人の私へのサービスだと勝手に受け取らせていただいていただきました（笑）

比屋根彰人ブルペン捕手

投げ終わると「もう今日は誰も来ないから他の場所を見に行って大丈夫だよー」と言わんばかりにリズムよくロジンバッグを片付けて颯爽とブルペンを去って行く後ろ姿はもはや、神様・仏様・比屋根様。

持てる力をフルに発揮して投手陣を支えるブルペン捕手のみなさんのことも全力で応援したい。今回もまた、私がまだ知らなかったチームの魅力にたくさん気付けた宮崎キャンプでした。

文：石原 祐美子（チキチキジョニー）