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野球 コラム 2023年2月14日

大谷翔平、2023年オフのFAで一体いくらの大型契約を結ぶのか?NYポストが「最も興味深い50人」の1位に選出

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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2023年オフにFAとなる大谷翔平

エンジェルスの大谷翔平は2023年シーズン終了後に自由契約となるわけだが、投打の両方でMLBトップレベルの実力を持つ二刀流スターが、今後果たしてどのような大型契約を結ぶのかという議論は、これまで現地メディアの間で話題となり、大分前から紙面や画面上を賑わせてきた。

これから春にかけて、大谷が初出場するWBCからMLBのレギュラーシーズンへと、ベースボールの季節が移ろうなか、この議論は益々白熱することになるだろう。そんな中、『ニューヨークポスト』が現地13日付で電子版に掲載した記事にも、自由契約となるまでカウントダウンに入った大谷の影響力の大きさを見出すことができる。

同紙は「ベースボールで最も興味深い50人」と題した記事で、名物オーナーや本塁打記録を塗り替えた地元・ニューヨークのスターを差し置いて、二刀流スターを1位に選んだのである(ちなみに昨年の大谷は4位だった)。

記事では、大谷に関する記述の冒頭で、このオフシーズンにカルロス・ロドンが、投手としては史上2番目の大型FA契約となる6年総額1億6200万ドル(約214億円)でヤンキースと合意したこと、そして昨季途中にオースティン・ライリーがブレーブスと10年総額2億1200万ドル(約280億円)で契約延長に合意したことについて触れた上で、「昨季のオオタニは『ロドン+ライリー+ここ(米国)と日本で最も市場性のある選手』だった」と結論づけた。

さらに記事では、昨季の投手・大谷とロドン、そして打者・大谷とライリーの成績を比較し、その結論の正当性を主張。先ず、「ロドンは奪三振率33.4%として、MLBで規定投球回を満たした先発投手でトップに立ち、オオタニは33.2で2位だった」とした。

その上で、「ロドンは178イニングを投げ、14勝8敗で、対戦した打者のスラッシュライン(打率/出塁率/長打率)を.202/.263/.308とし、与四球率は7.3%だった」のに対し、「オオタニは166イニングを投げ、15勝9敗で、対戦した打者のスラッシュラインを.203/.258/.316とし、与四球率は6.7%だった」と、両者の成績がほぼ互角だったことを示した。

そして昨季、「ライリーは693打席で、スラッシュライン.273/.349/.529、38本塁打、93打点、90得点、四球率8.2%、三振率24.2%だった」のに対し、「オオタニは666打席で、スラッシュライン273/.356/.519、34本塁打、95打点、90得点、四球率10.8%、三振率24.2%」と、こちらも両者の成績がほぼイコールだったことを説いた。

続けて、記事では大谷はロドンより2歳年下で、FAとなるまでライリーは3年半あったが、大谷はシーズン後にFAとなる事実を列挙した上で、「では、もしエンジェルスが達成できるとしたら、契約延長の正確な金額はいくらになるのか?」、「オオタニが自由契約となった場合の契約額は?」、そして「8月1日のデッドライン前にエンジェルスが彼と契約すると決めた場合の見返りは?」との疑問を投げかけた。

そして、「これら疑問が、我々の毎年恒例の「ベースボーカルで最も興味深い50人」ランキングでオオタニがトップに立った理由である」とした。さらに大谷に関する記述は、「しかもこれは、投げて打って2021年にMVPを獲得し、昨年(MVP投票で)アーロン・ジャッジに次ぐ2位に入った彼が、果たして次は何をやるのか?という疑問が出る前に決まったことなのである」と続けた。

「とにかく、同じ年に規定投球回と規定打席をクリアしたこと自体が、息をのむほどにすごいことである。このゲームで最高のスターの2人のようにプレーを遂行するのは衝撃的なことである。次にやってくるのは、間違いなく圧倒的なことだ」と結ばれている。

ちなみに、このトップ50の2位にはメッツのオーナーであるスティーブ・コーエン、3位にはカルロス・コレア(ツインズ)が入っており、13位にはオリックスの山本由伸、26位にはメッツに移籍した千賀滉大がランクインしている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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