侍ジャパン、WBC登録予定30選手を発表。栗山英樹監督は「世界一になる。それだけを考えて選んだ」と語る

メンバーを発表する栗山英樹監督

◆外野手
８　近藤健介（福岡ソフトバンク）
９　周東佑京（福岡ソフトバンク）
23　ラーズ・ヌートバー（カージナルス）
34　吉田正尚（レッドソックス）
51　鈴木誠也（カブス）

◆監督・コーチ
89　栗山英樹　監督
90　白井一幸　ヘッドコーチ
77　吉村禎章　打撃コーチ
87　清水雅治　外野守備走塁コーチ
81　吉井理人　投手コーチ
75　厚澤和幸　ブルペン担当コーチ
79　城石憲之　内野守備・走塁兼作戦コーチ
74　村田善則　バッテリーコーチ

発表後、今回の選出にあたってのポイントやチーム全体の構想などを聞かれた栗山監督は「ずっと、何度か、みなさんにお伝えしてきましたが、日本野球の魂、そしてこれまで作ってくれた先輩の日本野球、そして今プレーをしてくれている日本の選手たち、その魂を最大限に生かせる形は何なのか、ということを考え続けました」。

「基本的にはピッチャーを中心にしっかり守り切って、我慢しなから勝ち切っていく。そういう形だと思います。そういう意味では、最後の最後までそのピッチャーの人数を何人にするのかは、結構迷いました」。

「最終的には1人増やして15人という形でスタートする、これが最後の最後に自分の中で決断をしました。これが正しいのかどうか、分かりませんが、このメンバーが一番形を作りやすいのではないか、と思って選びました。とにかく『世界一になる』、それだけを考えてメンバーを選びました」と語った。

その後は質疑応答で、「選手に電話した時、印象に残った言葉」「投手を15人選出した理由」「抑えピッチャーは？」「左のリリーフが少ない理由」「メジャー組に期待すること」「平均年齢が一番若い代表に期待すること」「あと1人増やせるとしたら、どのポジションのどんなタイプの選手を入れたかったか」「ラーズ・ムートバー選手、大勢投手や宇田川投手について」などの質問に答えているが、それらはJ SPORTSオンデマンドでご覧いただきたい。

侍ジャパンが世界一を目指すWBCの初戦は3月9日（木）の中国戦。チームは2月17日（金）から、サンマリンスタジアム宮崎で強化合宿をスタートさせ、25日からは宮崎、名古屋、大阪で強化試合を6試合行った後、東京ドームでの本大会に臨む。