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◆2010年 野村謙二郎監督 5位(前年5位)
現役時代から類稀なるリーダーシップを発揮した指揮官候補として、満を持しての就任となった野村監督だったが、前年から新本拠地となったマツダスタジアムの野球に対応できず前年から順位を上げることができなかった。
広くなった本拠地で、本塁打は栗原の15本が最多。規定打席不足の嶋と岩本貴裕が14本で続いた。打率3割をマークしたのは廣瀬純(.309)と梵(.306)の2人。嶋や東出などの主軸候補が2割6分台と不振で、右の大砲として期待されたヒューバーは80試合出場で7本塁打、左のアベレージヒッターとして期待されたフィオはわずか44試合出場で打率.246と期待外れに終わった。チーム盗塁数はリーグトップで、梵が43盗塁で初タイトルを獲得。ゴールデングラブ賞を獲得した赤松真人が20盗塁、天谷宗一郎は18盗塁をマークした。
投手陣はプロ4年目の前田健太が大ブレイク。28試合に登板し、リーグ最多の215回2/3の投球回数で15勝8敗。防御率2.21、174奪三振で投手三冠に輝き、チーム6人目の沢村賞も獲得した。しかし、後に続く投手が不在で、ジオが8勝、スタルツが6勝と左右の外国人も2ケタには届かず。日本人最高は篠田純平の6勝で、エースに期待された大竹は故障もあり、わずか1勝に終わった。
リリーフ陣も軸に期待された永川勝浩が10試合、シュルツが11試合登板でいずれも防御率3点台と不振。チーム最多登板の大島崇行(53試合)、同2位の岸本秀樹(51試合)は防御率5点台で、横山竜士が46試合で3勝2敗11S、8H、防御率1.62と、ひとり奮闘した。
文:大久保泰伸
大久保泰伸
フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。
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