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メッツ vs. パドレスは第3戦に
現地10月8日(日本時間9日)、メッツの本拠地シティフィールドで開催されたパドレスとの2戦先勝のワイルドカードシリーズは、両者1勝1敗で勝者総取りの第3戦を迎える展開となった。
第1戦で先発登板したダルビッシュ有の快投と柵越え4発の本塁打攻勢により、王手をかけてメッツとのシリーズ第2戦に臨んだパドレスだったが、この日はレギュラーシーズン後半に完全復活を遂げていた左腕のブレイク・スネルが制球を乱して投球数がかさむなか、粘投しつつも4回途中2失点で降板する苦しい展開に。
一方、打線は球界屈指の右腕ジェイコブ・デグロームと球界屈指のブルペンを前に、あと1本が出ない場面を経て、結果的には中継ぎが踏ん張り切れず、3-7で敗れた。
試合の潮目が大きく変わったのは5回だった。1-2で1点を追う先攻のパドレスは、デグロームを攻めて1点を返して同点とし、なおも一死一、三塁と絶好のチャンス。
だが、ここでギアを上げたデグロームを前に、ともに第1戦で本塁打を放っている主砲の3番・マニー・マチャドと4番・ジョシュ・ベルが2者連続三振を喫しチャンスを逃すと、その裏、2番手のニック・マルティネスがメッツ主砲のピート・アロンゾにシリーズ第1号となるソロ弾を浴び、主導権を奪われた。
その後、7回にパドレス3番手でマウンドに上がったエイドリアン・モレホンが一死も奪えずに自責を含む4点を献上し、大勢が決した。試合後、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、「パドレスは第2戦を落とすも良い状況に身を置く」と題した記事を投稿した。
その中で、メッツが守護神のエドウィン・ディアスを7回にマウンドに送り込み、回跨ぎを敢行したのに対し、パドレスのボブ・メルビン監督はルイス・ガルシアとロバート・スアレスを温存し、試合後半のリリーバーにモレホンとピアース・ジョンソンを起用して第2戦を落としたことについて言及した。
その上で、「土曜の夜のメルビンの采配は、短期的には成果を出さなかったが、長期的には効果を生むかもしれない」とし、「パドレスは全てが決まる日曜の第3戦でジョー・マスグローブが先発登板し、その後ろには休養したガルシアとスアレスが控えており、彼らはこのシリーズでまだ一度も登板していないクローザーのジョシュ・ヘイダーへ繋ぐことになる」と論じた。
全てが決する第3戦では、パドレスは前述のマスグローブ、メッツはクリス・バシットが先発マウンドを託されることになる。ブルペンに比較的余裕のあると言えるパドレスにとっては、マスグローブが最低限の役目を果たした上で、バシットに深いイニングまで投げさせないことが、試合の主導権を握る上での重要なポイントとなりそうだ。
J SPORTS 編集部
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