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野球 コラム 2022年10月4日

【横浜好き】ポストシーズンに向け、収穫あり、課題ありの1週間。『週刊ベイスターズいいとこどり』9月27日~10月3日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜DeNAベイスターズ

順位確定後の7試合は、ポストシーズンに向けて収穫あり、課題ありの貴重な『消化試合』になりました。ハマスタでの最後の6連戦から歴史に残る一戦となった週明けの神宮でのゲームまで、今季のレギュラーシーズンを締めくくる『いいとこ』を探していきましょう。

◆9月27日(火)○8-3 中日(横浜スタジアム)

佐野恵太が押し出し四球2つと2安打で5打席中4打席に出塁。一塁守備でも好プレーを見せた。マルチ安打のソトが宮崎敏郎と二者連続本塁打で試合を振り出しに戻し、桑原将志が勝ち越しの2点タイムリー二塁打、牧秀悟がダメ押しタイムリーを放った。投手陣は先発の上茶谷大河が6回3失点と試合をつくり、7回以降は伊勢大夢、入江大生、ロメロが1イニングずつを無失点で逆転勝利のお膳立てをした。

◆9月28日(水)●0-1 中日(横浜スタジアム)

先発のガゼルマンが7回を投げて被安打3、無失点の好投。楠本泰史と桑原の外野陣の好返球などで失点を最小限にとどめたが、打線が宮崎の二塁打と佐野の安打のわずか2安打と沈黙して完封負けを喫した。

◆9月29日(木)○6-1 中日(横浜スタジアム)

石田健大が7回被安打2、自責点ゼロの1失点の快投で自身3連勝となる7勝目。8回は田中健二朗、9回は森原康平が無失点に抑えた。打線は同点本塁打の楠本と渋い当たりのダメ押しの2点タイムリーを放った牧がマルチ安打。スタメンマスクの戸柱恭孝が満塁の場面で勝ち越しタイムリー、佐野はライトオーバーのタイムリー二塁打で打点を記録した。守備では関根大気がレフトフェンス際のファールフライを地面スレスレでスライディングキャッチ。牧は投手の足に当たった打球を素早く処理して打者走者をアウトにする好プレーを見せた。

◆9月30日(金)●1-6 中日(横浜スタジアム)

桑原のタイムリー二塁打で2回に先制したが、その後は打線が沈黙。最多安打を目指す佐野がマルチ安打も3回以降は散発の3安打、8回の無死1、2塁のチャンスも頼みの牧が併殺打に倒れた。投手陣は先発の大貫晋一が5回1失点で降板の後、7月7日以来の登板となった東克樹が勝ち越し点を献上。エスコバー、三浦銀二のリリーフ陣も失点を重ねた。

◆10月1日(土)○1-0 巨人(横浜スタジアム)

先発の今永昇太が4回1死までパーフェクト投球、7回被安打2、無失点と圧巻の投球で大貫に並ぶチームトップの11勝目。2019年以来となる規定投球回到達も果たした。入江がホールド、山崎康晃が走者2人を許すも、自身22試合連続無失点でセーブを記録し、完封リレーを完成させた。5安打の打線は佐野が値千金のソロ本塁打を含む2安打でお立ち台に立った。

◆10月2日(日)●2-3 巨人(横浜スタジアム)

宮崎とソトがマルチ安打を記録するなど、スタメン野手8人中7人が安打で12安打を記録したが、2回に3連打で無得点など拙攻が目立ち、得点は2点のみ。タイムリーは伊藤光の1本のみだった。投手陣は先発の濱口遥大が2回1失点で降板の後、ロメロが2失点。4回以降は8月7日以来の登板となる石川達也が2イニング無失点、最後は山崎を投入するなど、6投手がスコアボードにゼロを並べたが、最終回の反撃も届かず地元最終戦を勝利で飾れなかった。

◆10月3日(月)●2-8 ヤクルト(神宮球場)

先制の2ラン本塁打を放ったソトがマルチ安打。佐野が1安打で最多安打のタイトルを確定させた。投手陣は8月14日以来の先発となった坂本裕哉が3回5失点と試合をつくれず、入江は村上宗隆にシーズン最多本塁打を献上。京山将弥、東、エスコバー、伊勢は無失点で、今季71試合目の登板となった伊勢はセ・リーグ最多登板を記録した。

レギュラーシーズンは終了しましたが、今週末にはもう阪神とのクライマックスシリーズ・ファーストステージが始まります。過密日程で8月から連戦続きだったチームが、4日間の休養でどう変わるのか。いずれにしても、残された野球の期間で少しでも長い時間、ベイスターズの試合を観たいものです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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