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鈴木誠也、現地メディアが来季に期待
日本で第1子の誕生を見届けて再渡米したカブスの鈴木誠也は現地9月30日(日本時間10月1日)、復帰2試合目となる本拠地リグレーフィールドでのレッズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場すると、3回の第2打席で単打を放って出塁した後に生還するなど、4打数1安打1得点でチームによる6-1の勝利に貢献した。
『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は、試合後、「スズキは『最高の選手の1人』として2023年に帰ってくるつもりでいる」と題した記事を投稿し、その冒頭でアメリカに戻った鈴木の髪型が金髪になっていたことについて触れた。
その上で、「新たな装いについて尋ねられたスズキは微笑んだ。『赤ん坊が一晩中泣いているんだ』と通訳のトイ・マツシタを介して戯けたスズキは、『これは全てストレスなんだ』と述べた」と、現地記者とのやりとりを紹介した。
バスティアン記者は、このエピソードを引き合いに、「5年8500万ドル(当時約101億円)の契約結び、カブスのスプリングトレーニングにやってきたその日から、スズキのユーモアセンスとそのおおらかな性格は、言葉の壁を打ち破った」とした。
さらに「それはこの外野手が、メジャーリーグでの厳しい最初のシーズンをやりくりするなかで、新しいチームに溶け込むのを助けた」と、新人右翼手の人柄について伝えた。
また、この日のプレーについては、「それは、鳴り物入りでやってきたルーキーが、攻撃的プレーを進化させ続けているなかでの、また1つのソリッドなプレーだった」と評価。
続いて、打率.266、13本塁打、22二塁打、45打点、.777 IOPSとしているルーキーの今季の成績を振り返りつつ、「これらのスタッツに現れないのは、スズキが適応しなければならなかった時差の異なる場所への移動、休みなしで長い連戦が続くこともある長いMLBのシーズンにおける体力的な負担の学習などである」と、数字の裏にある事実を伝えた。
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