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野球 コラム 2022年9月20日

【横浜好き】投手陣の『いいとこ』が目立った1週間。『週刊ベイスターズいいとこどり』9月12日~9月18日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜DeNAベイスターズ

月曜日から試合があった1週間は、4チームと対戦して3勝3敗。左右のエースの好投に新外国人の快投など、投手陣の『いいとこ』が目立った6試合を振り返っていきましょう。

◆9月12日(月)○7-1 ヤクルト(横浜スタジアム)

桑原将志の派手なダイビングキャッチで始まったこの試合。先発した今永昇太が満塁の場面で自ら逆転打となる2点タイムリーを放つなど、2安打とバットで活躍。本業の投手でも7回を投げて被安打4、1失点の好投で自身3年ぶりの2ケタ到達となる10勝目をマークした。

佐野恵太以外が先発全員安打を記録した打撃陣は、大和が今季1号本塁打を含む2安打。桑原がタイムリー二塁打、楠本泰史はタイムリーで1打点。牧秀悟は内野ゴロでの打点の際に、アウトになるも気迫のヘッドスライディングを見せ、さらにタイムリーで2打点をマークした。今永の10勝目をアシストした嶺井博希は、打撃でもマルチ安打と活躍した。

◆9月13日(火)○1-0 中日(バンテリンドーム)

わずか1安打で勝利した試合で、二塁打を放ってチャンスを作り、相手野選でホームに生還したのが、2番でスタメン出場した関根大気。最少スコアでの勝利の立役者となったのが途中入団のガゼルマン。リリーフでの来日初登板では1回4失点と結果を残せなかったが、初先発で7回3安打、無失点の快投を見せた。8回は伊勢大夢、9回は山崎康晃の必勝リレーで虎の子の1点を守り切った。

◆9月14日(水)●2-3 中日(バンテリンドーム)

前日までの5試合で1安打と不振だった宮崎敏郎が2ラン本塁打を放ったが、得点はその2点のみ。スタメンマスクの伊藤光がマルチ安打、桑原、大田泰示、牧、ソトも安打を記録したが、連打が出なかった。投手陣は先発のロメロが6回途中3失点で8敗目。ロメロが残した満塁のピンチに平田慎吾が押し出し四球で決勝点を献上した。その後は田中健二朗、さらにビハインドで入江大生、エスコバーを投入して無失点も、勝利にはつながらなかった。

◆9月16日(金)●3-5 広島(横浜スタジアム)

シーソーゲームの展開で大田が先制タイムリー、ソトが逆転2ランを放ったが、投手陣がリードを守れなかった。10安打の打線は、桑原が3安打猛打賞、森敬斗が2安打など、牧以外が先発全員安打を記録。9回には広島の守護神・栗林良吏から代打のオースティンが安打を放つなど、一打同点、逆転の場面まで追い詰めたが、あと1本が出なかった。投手陣は先発の濱口遥大が1点リードの7回に同点とされて降板し、この日も勝ちパターンの伊勢を投入したが、2本の適時打を許して痛い逆転負けとなった。

◆9月17日(土)●3-10 広島(横浜スタジアム)

前日は5打席凡退で最後の打者となった牧が、先制のタイムリー二塁打を放つなど2安打。宮崎は自身通算1000安打&400打点と、Wメモリアルとなるタイムリーを放った。途中出場の楠本がマルチ安打を記録したが、6回以降はわずか1安打と打線が沈黙した。投手陣は今季初登板となった阪口皓亮が3回3失点。2番手の京山将弥がアクシデントで降板後、中川虎大が2イニングを無失点も、入江と平田が2人で7失点と試合を壊した。

◆9月18日(日)○3-1 巨人(東京ドーム)

先発の大貫晋一が6回1失点と好投。自身4試合ぶりの勝ち星で自己最多となる11勝目をマークした。7回からは伊勢、エスコバー、山崎の勝利の方程式が完璧なリリーフを見せた。打線は桑原、楠本、ソトがマルチ安打。宮崎が先制タイムリーを放ち、1点リードの9回には楠本が貴重なタイムリー二塁打を放った。

9連戦が終わったかと思えばすぐに10連戦と、9月の過密日程で選手に疲れが見え始めているのは否定できないところです。上下のゲーム差を見ると、おそらく2位でのシーズン終了が濃厚ですが、今週末には首位ヤクルトとの3連戦が控えています。

ポストシーズンに向けて、残り試合をいかに有意義に戦えるか。最後の最後まで『横浜反撃』にふさわしい姿を見たいものです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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