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野球 コラム 2022年9月17日

鈴木誠也、左手に受けた死球、エックス線検査は「異常なし」。9回表に守備固めでライトを守る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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鈴木誠也、故障リスト入りは回避

カブスの鈴木誠也は、現地9月14日(日本時間15日)の敵地メッツ戦で相手投手の速球を左手に受けた死球による影響が心配されたが、現地メディアはエックス線検査の結果、異常はなかったと伝えている。

大手スポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』は現地16日付で「セイヤ・スズキはエックス線検査に異常はなく、負傷者リストは回避の見込み」と題した速報記事を電子版に掲載。その冒頭で、「遂にセイヤ・スズキは、シカゴ・カブスのスカウトが見込んでいた通りの実力を発揮しているようだ」と前置き。

そして、「8月9日以降、彼はスラッシュラインを打率.298/出塁率.365/長打率.476とし、その期間中の平均打球初速を時速89.3マイル(143.7キロ)、そしてバレル率を怪物的な12.2%としている」とここ1ヶ月余りでルーキー右翼手の残した打撃スタッツを振り返った。その上で、「このバレル率は、メジャー全体で34位に入る数字だ」と、目下好調を維持する鈴木の実力をスタッツのランキングを用いて端的に説明した。

続けて、「しかし、その全ての進歩も、この日本人選手が水曜夜に、マイケル・ギブンズの94マイル(151.3キロ)の速球を手首に受けたことで、崩れ落ちるかに見えた」とし、「スズキは大胆不敵にも、9回裏まで試合に出続けたが、翌日エックス線検査を受けたのである」と、これまでの経緯を伝えた。

さらに記事では「検査結果は異常なし」とし、「理想的には負傷者リスト入りを回避することになる」と伝えている。同様に『MLB.com』も現地16日付で掲載した最新のケガ人情報ニュースの中で、鈴木のエックス線検査に異常がなかったことを報じ、こちらは「デビッド・ロス監督によると、痛みが長引いていることから、スズキはロッキーズとの週末のシリーズ初戦は、引き続きスタメンから外れている」と伝えている。

なお、『MLB.com』が伝えた通り、スズキは現地16日(日本時間17日)に開催された本拠地リグレーフィールドでのロッキーズにスタメン出場はしなかったものの、9回表に守備固めで右翼を守っている。試合はカブスが2-1で勝利し、シリーズ初戦を白星で飾った。

J SPORTS編集部

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