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野球 コラム 2022年9月10日

【ハイライト動画あり】若き侍ジャパン、序盤大量得点&完封リレーで白星発進。WBSC U-18ベースボールワールドカップ

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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オープニングラウンド:イタリアvs.日本

アメリカ・フロリダ州で開幕した「WBSC U-18ベースボールワールドカップ」。明徳義塾高校の馬淵史郎監督が率いる侍ジャパンU-18は、エド・スミス・スタジアムでのオープニングラウンド初戦でイタリアと対戦。

悪天候により開始が遅れ、途中、中断を挟む難しいコンディションとなった試合を若き侍たちが制し、初の栄冠へ向け、幸先良いスタートを切った。

◆試合結果
日  本|1 5 0 0 0 0 0|6
イタリア|0 0 0 0 0 0 0|0

◆日本バッテリー
・生盛、◯川原、野田 - 松尾汐恩(大阪桐蔭)

※大会は7イニング制

日本は初回に1番の浅野翔吾(高松商3年)が二塁打で出塁すると、バントと犠牲フライでイタリア先発のカルネヴァーレから効率良く先制に成功する。一方、日本の先発マウンドを託された生盛亜勇太(興南3年)はその裏、やや硬さの見える立ち上がりとなり、四球と単打で一死1・2塁と、得点圏に走者を背負うも、4番・アンヌンツィアータを併殺打に打ち取り、ピンチを脱する。

すると、この好守が日本にさらなる勢いをもたらす。日本は2回、一死から単打、四球、セーフティバントで満塁とすると、1番・浅野がカウント1-1から緩めのカーブを泳ぎながらもレフト前へ運び、2点を追加する。

その後、またもセーフティバントを決めて再び満塁とすると、二死から押し出しとパスボールで加点。さらに四球で満塁としたところで、イタリアに守備の連携でミスが出た間隙を突いて1点を加え、この回一挙5点のビッグイニングで試合の主導権を握る。

投げては2回から硬さの取れた先発の生盛亜が3回2安打無失点、4奪三振1四球の好投で2番手の川原嗣貴(大阪桐蔭3年)にバトンを渡す。しかし打線はその後、3回からマウンドに上がったイタリア2番手のカテラーニを攻めあぐね、3回の攻撃を三者凡退に討ち取られると、4回は失策で走者を出すも、無安打無得点に終わる。

WBSC U-18ベースボールワールドカップ

【ハイライト】イタリア vs. 日本|WBSC U-18ベースボールワールドカップ

5回こそ、この回先頭の6番・黒田義信(九州国際大付3年)がチャンジアップをとらえ、右翼ライン際への二塁打で出塁するも、バントでランナーを送り一死3塁の場面で仕掛けたスクイズが捕手へのフライとなり、飛び出したランナーも戻れず、併殺プレーでチャンスの芽を自ら摘み取ってしまう。

一方、守備では2番手でマウンドに上がった川原が高い制球力による抜群の安定感を披露。4回裏は先頭の3番・ウォンを三球三振に切って取ると、続く2人の打者は内野ゴロに打ち取り、僅か8球でイタリア打線のクリンナップを三者凡退に打ち取る。

続く5回裏も、先頭のヴォルペを1球で内野ゴロに仕留めると、続くラジオニエリーとフンツィオーネを2者連続三振に打ち取り、三者凡退で颯爽とダグアウトへ引き上げた。

試合はここで、悪天候のため、約1時間の中断を挟む流れとなり、イタリアは中断明けの6回表に3番手のモンタナーリをマウンドへ上げる。対する日本は失策で走者を出すも、一死一塁から併殺打に倒れ、この回も無得点に。

すると、日本は中断明けの6回裏も、好投の川原がそのまま続投する。川原は二死から代打のコルネリにセンター前へのポテンヒットで初安打を許すも、続くウォンを右飛に打ち取り、無失点ピッチングを完遂する。

6-0のまま迎えた最終回、日本は捕手の野田海人(九州国際大付3年)が3番手投手としてマウンドに上がる。野田は先頭打者にこそ安打を許すも、5番・アドルニを三振に打ち取ると、最後は併殺打で試合を締め括る。

結局、序盤に効率的な得点をあげた日本は、3人の継投により7回を4安打無失点に抑える完封リレーで快勝し、翌日に行われるメキシコ戦へ弾みを付けることに成功。試合後、馬淵監督は「初回の先制点が大きかった」としつつ、「後半の雑な攻撃が反省材料」と、勝って兜の緒を締めた。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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