【楽天好き】「練習も遊びもめっちゃしてました」。島内宏明選手が小学生の質問に優しく答える

島内宏明

おかげさまでファンの皆さまに喜んでいただいている楽天イーグルス・島内宏明選手の質問シリーズ。今回は夏休みの子どもたちから質問を集めました。主に小学生のキッズたちから寄せられたとあって、島内選手も子ども時代を思い返しながら優しく答えてくれたので、詳しくお伝えします。

――　島内選手はどうしてヒゲを剃らないんですか？（8歳 少年）

剃ってますよ（笑）。まあ確かに不定期って感じですが、一応は…。すぐに生えてくるので、面倒くさいっていう時もあります。最近は脱毛の技術も進化しているみたいで、子どもさんも中学生か高校生ぐらいからか、わからないですけど、早くから脱毛サロンに行くケースがあるそうですね。ヒゲは要らないかなとも考えているので、そのうち僕も永久脱毛をしに行こうかなって考えています。

――　野球が嫌いになったことはありますか？（12歳 少年）

ありますよ。これはもう毎日（笑）。実は自他ともに認めるところで、子どもの頃からあんまり好きとは言えなかったです。でも、例え嫌いになっても、やらないわけにはいかない。今はもう仕事ですしね。ただ、プロに入ってからの方が野球は好きです。だから、今はもう嫌いじゃないのかな。

子どもの頃は厳しい環境でやっていたんです。野球が好き、どうこうよりも、監督と自分の根性との勝負かと思うぐらいに。もちろん、練習はしんどいものだとは思うんですけど、身が入らない時もよくありました。

やっぱりアマチュアだと大きな大会は年に2回…、小学生なら5つぐらいなのかな？そんな感じだったので、そうなると試合より練習していることの方が圧倒的に多い。試合のためと思って、しっかりやっていかないといけないのは、簡単なことじゃなかったですね。

――　野球のどんなところが好きですか？（12歳 少女）

そうですね…。野球というより、プロ野球選手が一番稼げるっていうところですかね（笑）。まあ、僕はそんな大口叩けるほど稼いでないですし、まだ下の下ですけど。頑張れば（稼げる）。

何でもそうですけど、野球じゃなくても何かしら目標を持って、それが達成できるとうれしいものなのかなと思います。うん。目標を達成できるというところですかね。

――　子どもの頃、野球選手以外でなりたかった職業はありますか？（12歳 少年）

小学生の時ですよね？それなら当時は僕、サッカー選手になりたかったんです。初めはサッカーをしたくて。でも、いざサッカー部に入ろうって時に、なんか野球部で1人辞めた子がでちゃって、「部員が足りないから入って」って言われて、それで野球を始めるようになったんです。

別に運動神経がよくて、スカウトされたわけでも何でもないですよ。小学生だし、水泳は習ってましたけど、運動なんて他にちゃんと何もしたことがない時だったので。はい。

――　子どもの頃、何をして遊んでいましたか？（8歳 少年）

小学生の頃は野球のカードゲームやってました。それから中学生になると、まずはTVゲーム。野球とサッカーのゲームばっかりやってました。ほんと毎日のように友だちの家に行って遊んだ時もありましたね。あとは、麻雀も漫画で読んでハマってはじめました（笑）。

でも、野球の練習はしてましたよ。練習も遊びもめっちゃしてました。中学がちっちゃい学校で、みんな仲良かったんでしょうね。放課後はよくサッカーもしてました。あと雪もたくさん降るところ（石川県小松市）だったので、雪が積もった田んぼにスポッと飛び込むっていう遊びもしていましたね。しょーもない外遊びもいろいろしてました。

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キッズからの質問ということで、子ども目線になって答えてくれました。見えてきたのは、嫌々ながら野球の練習をしても、家でも外でもめいっぱい遊んでいた島内選手の子ども時代。

子どもにとって遊びは、創造力や集中力はもちろん、自尊心に社会性などあらゆる人間力を鍛える礎ですが、今につながる逞しさの源をかいま見た気がしました。

取材・文：松山ようこ／写真：東北楽天ゴールデンイーグルス提供