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野球 コラム 2022年7月28日

【ハイライト動画あり】2013年の連覇以来、12度目の優勝を目指すENEOSがNTT東日本にサヨナラ勝ちで決勝進出。都市対抗野球 準決勝

野球好きコラム by 大島 和人
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NTT東日本 vs. ENEOS

第93回都市対抗野球大会は残すところ2日。7月28日(木)は大会11日目で、準決勝2試合が行われる。この日の第2試合はNTT東日本(東京都)とENEOS(横浜市)の対戦だった。NTT東日本はヤマハ、日本新薬、セガサミーを退けての勝ち上がり、ENEOSは西濃運輸、ミキハウス、JR西日本を下して準決勝に進出していた。

ENEOSの先発は1回戦にも先発している左腕・加藤三範。NTT東日本の先発は今大会初登板の変則派右サイドハンド・上出拓真だった。試合の口火を切ったのはENEOS。3回裏二死から1番・滝澤虎太朗が左中間にソロ本塁打を打ち込む。この直後に上出はマウンドを降りた。

NTT東日本も4回表、6番・長澤壮徒が一死1塁からレフトスタンドに打ち込む特大の2ラン本塁打。ただ、ENEOSは5回裏二死1・2塁から2番・川口凌がライト前にタイムリー安打を放ち2-2と同点に追いつく。

ENEOSは先発・加藤が7回途中まで2失点と試合を作り、柏原史陽のリリーフにつなぐ。そして9回裏一死から6番・丸山壮史が四球で出塁。7番・柏木秀文がレフト線を破る二塁打を放ち一死2・3塁とサヨナラのチャンスを迎える。

NTT東日本は5番手にクローザーの右腕・多田裕作を起用し、8番・小豆澤誠を申告敬遠。一死満塁と塁を埋めた。しかし、ENEOSは9番・瀬戸西純がライト前にタイムリー安打を放ち、三塁走者を迎え入れる。タイブレーク入り寸前の劇的なサヨナラ安打でENEOSがNTT東日本を下した。

◆試合結果
NTT東日本 |0 0 0 2 0 0 0 0 0 |2
ENEOS|0 0 1 0 1 0 0 0 1X|3

◆投手
・NTT東日本 :上出拓真、大竹飛鳥、三宮舜、片山楽生、多田裕作
・ENEOS:加藤三範、柏原史陽

文:大島和人

市対抗野球2022

【ハイライト】準決勝 NTT東日本 vs. ENEOS

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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