【ハイライト動画あり】トヨタ自動車、前回準優勝のHonda熊本に勝ちベスト8進出。都市対抗野球 2回戦

Honda熊本 vs. トヨタ自動車

第93回都市対抗野球大会、7月24日（日）は大会7日目。この日は2回戦の3試合が行われる。第1試合は1回戦で、東京第1代表の鷺宮製作所を破ったHonda熊本（大津町）と、日本製鉄かずさマジック（君津市）に勝ったトヨタ自動車（豊田市）が対戦。

試合は2回に動く。トヨタ自動車は一死3塁から7番・高祖健輔がレフト前に落ちるタイムリー2塁打で先制。さらにヒットと四球で二死満塁のチャンスから、2番・北村祥治が四球を選び、押し出しで1点を追加。トヨタ自動車はHonda熊本の先発・村田健から2点を奪う。

その裏、Honda熊本も4番・古寺宏輝がトヨタ自動車の先発・嘉陽宗一郎からレフトスタンドへ2試合連続となるソロ本塁打で1点差に迫る。3回以降はともにチャンスを迎えるも、トヨタ自動車は嘉陽、Honda熊本は継投で無失点と凌ぐ。

Honda熊本が追いつくのは6回裏。2つのヒットと死球で一死満塁とすると、6番・川嶋克弥が追い込まれてからボールを選び、押し出しで同点に追いつき、嘉陽はここで降板。依然、一死満塁のチャンスだったが、トヨタ自動車の2番手・長谷部銀次が併殺で逆転を許さなかった。

すると、7回表にトヨタ自動車が突き放す。6回途中から登板したHonda熊本のエース・片山雄貴を攻め、無死1・3塁のチャンスを作ると、一死後に4番・逢澤崚介がタイムリーで勝ち越し。さらに6番・伊礼翼がセンターに2点タイムリーを放ち、5-2とする。

Honda熊本は8回に4番・古寺がこの日2本目、今大会3本目のソロ本塁打を放つが、反撃もここまで。トヨタ自動車が前回準優勝のHonda熊本に勝ってベスト8進出を決めた。

◆試合結果

トヨタ自 ｜0 2 0 0 0 0 3 0 0｜5
Honda熊本｜0 1 0 0 0 1 0 1 0｜3

◆投手

・トヨタ自 ：嘉陽宗一郎、長谷部銀次、渕上佳輝
・Honda熊本：村田健、横川楓薫、片山雄貴、高橋聖人