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東芝は1回裏一死から2番・田中達朗がセンター前安打で出塁するも、直後に二盗を刺されてしまう。3番・松本幸一郎、4番・吉田潤も連打で続き、東芝は1イニングに3安打を放ったが、ここで先制できなかった。
東芝の先発はプロ注目の右腕・吉村貢司郎。常時140キロ台後半の速球、140キロ近いフォーク、110キロ台のカーブといずれも質が高く、今大会でも最高レベルの投手だ。
北海道ガスはその好投手に対して4回表、4番・寺田和史が一死からセンター前安打で出塁。5番・安田大将がエンドランからライト前安打を放って一死1・3塁の大チャンスを迎える。6番・長谷川寛はレフトに犠牲フライを放って1点を奪った。
チャンスの数で上回ったのは東芝だ。6回裏一死から3番・松本がセンターの脇を抜ける三塁打。ここは先発の右腕・大城祐樹に後続を討ち取られて追いつけない。東芝は7回裏にも7番・福山亮、8番・中村浩人の連打で一死1・2塁のチャンス。大城を降板に追い込むが、2番手の岩崎巧に封じられ、やはり無得点に終わる。
東芝は2番手の左腕・藤村哲之が7回以降の3イニングを6奪三振のパーフェクトリリーフ。9回裏の反撃に期待を託した。しかし、岩崎が最終回を3人で締めて、試合は1-0で決着。創部5年目、出場2回目の北海道ガスが今大会初勝利を挙げるともに、東芝を下す「ジャイアントキリング」を起こした。
◆試合結果
北ガス|0 0 0 1 0 0 0 0 0|1
東 芝|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
◆投手
北ガス :○大城祐樹、岩崎巧
東 芝 :●吉村貢司郎、藤村哲之
文:大島和人
都市対抗野球2022
【ハイライト】東芝 vs. 北海道ガス
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
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