【ハイライト動画あり】前回準優勝のHonda熊本、6本塁打で東京第1代表の鷺宮製作所に勝利。都市対抗野球 1回戦

Honda熊本 vs. 鷺宮製作所

第93回都市対抗野球大会は7月18日に開幕し、本日が2日目。第2試合はHonda熊本（大津町）と鷺宮製作所（東京都）の対戦になった。Honda熊本は前回大会の準優勝チームで、鷺宮製作所も東京第1代表。ただし鷺宮製作所はエースの小孫竜二が、大会直前に新型コロナウイルスへ感染したため先発を回避。ベンチ入りの登録からも外れていた。ベテラン左腕・野口亮太が緒戦の先発を任された。

鷺宮製作所は1回裏、4番・野村工のレフト前タイムリー安打で先制。前回大会では久慈賞を受賞した好投手・片山雄貴から1点を奪う。しかし、Honda熊本は本塁打攻勢で鷺宮製作所を圧倒する。2回表無死から4番・古寺宏輝がレフトにソロ本塁打を放って同点に追いつくと、3回表一死から1番・山本卓弥が勝ち越しのソロ本塁打。さらに一死2塁から3番・稲垣翔太が2ラン本塁打を放って一挙に3点差をつけた。

Honda熊本は4回一死1・3塁のチャンスから9番・石井元が左中間に2ラン本塁打。先発の野口を降板に追い込む。鷺宮製作所も4回裏に3番・茶谷良太のソロ本塁打で食い下がるが、試合の流れは変わらない。

Honda熊本は5回表にも7番・川嶋克弥がチーム5本目となるソロ本塁打を放ち、７回表には3番・稲垣がこの試合2本目のソロ本塁打。1試合6本塁打と、Honda熊本が持ち味のパワーを見せつける展開となる。Honda熊本は西部ガスからの補強選手、村田健を8回から2番手投手に起用して手堅く試合を締め、鷺宮製作所に9-3と快勝して、2回戦進出を決めている。

◆試合結果

Honda熊本 ｜0 1 3 3 0 1 1 0 0 ｜9
鷺宮製作所｜1 0 0 1 0 0 1 0 0 ｜3

◆投手

・Honda熊本 ：○片山雄貴、村田健
・鷺宮製作所：●野口亮太、大久保匠、門間滉介、山下弘暉、中島隼也

文：大島和人