人気ランキング
コラム一覧
東京ガス vs. JR東海
第93回都市対抗野球大会が今日、7月18日に開幕した。開催が夏に戻り、応援の制限も大きく緩和され、「いつも」の雰囲気が東京ドームに戻ってきた。
東京ガスの先発・益田武尚は前回大会の準々決勝のENEOS戦に先発したものの、脇腹を痛めて1球で降板した悔しい記憶を持つ。しかし、この日は立ち上がりから万全の内容で、入社2年目で大幅にレベルアップした姿を見せた。最速151キロを記録した速球はもちろん、変化球の精度も高く、何より制球が安定していた。
JR東海の先発・戸田公星も初回からベテランらしい安定した内容を見せる。試合が動いたのは5回裏。東京ガスは無死から7番・相馬優人がライトにソロ本塁打を放ち先制。戸田は6回一死で降板し、リリーフ陣にマウンドを託す。一方の益田は奪三振こそ「5」にとどまったが、詰まったフライやゴロを丁寧に打たせて失点を許さない。
そして8回裏、東京ガス打線はJR東海を一気に突き放す。4番手の近藤均をとらえてチャンスを広げると、一死満塁から代打・建部賢登がレフト前に2点タイムリー安打。さらに6番・冨岡泰宏がセンターに犠牲フライを放ち、4-0とリードを広げる。
益田は三塁さえ踏ませぬ完璧な内容を見せて、9回を114球で5安打完封。主将の笹川晃平が負傷で交代するアクシデントもあり、苦しい展開ではあったが、東京ガスが前年度優勝チームにとって「鬼門」の1回戦を突破した。
◆試合結果
JR東海|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
東京ガス|0 0 0 0 1 0 0 3 X|4
◆投手
・東京ガス:○益田武尚
・JR東海:●戸田公星、川本祐輔、喜久川大輔、近藤均、古田尚平
文:大島和人
都市対抗野球2022
【ハイライト】1回戦 東京ガス vs. JR東海
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
広島 vs. 東京ヤクルト(10/4) J SPORTS STADIUM2025
10月4日 午後1:25〜
-
11月24日 午後4:30〜
-
11月26日 午前11:55〜
-
11月26日 午後3:45〜
-
【限定】中日ドラゴンズ応援番組!ドラナビ(スターキャットチャンネル2025年11月29日放送分)
12月3日 午後12:00〜
-
【限定】中日ドラゴンズ応援番組!ドラナビ(スターキャットチャンネル2025年11月22日放送分)
11月26日 午後12:00〜
-
ガンバレ日本プロ野球!? リターンズ25/26 【浅村栄斗・中島宏之編】 #1
11月15日 午後8:00〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!
