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野球 コラム 2022年6月28日

【横浜好き】1度だけの打席で2試合連続の大仕事&プロ初本塁打。『週刊ベイスターズいいとこどり』6月21日~26日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜DeNAベイスターズ

敵地で巨人に勝ち越し、いい感じになってきたかと思えば、今季ここまで苦手としている広島相手にハマスタで3連敗。先週は負け越しとなってしまいましたが、4敗中3試合が1点差負けの接戦で、敗れた中でも“いいとこ”は少なくない1週間でした。

◆6月21日(火)○3-1 巨人(東京ドーム)

代走から途中出場の神里和毅が同点の8回、2死満塁の場面で決勝打となる2点タイムリー。前週の阪神戦から2試合連続、1回のみの打席で大仕事を成し遂げた。ソトは4月26日以来となる本塁打を放った。投手陣は先発の大貫晋一が、6回途中まで被安打8も1失点と粘りの投球。無失点のリリーフ陣はエスコバーが4勝目、田中健二朗と伊勢大夢がホールド、最後は山崎康晃が締めて13セーブ目を挙げた。

◆6月22日(水)●4-5 巨人(東京ドーム)

佐野恵太が先制タイムリー、ソロ本塁打、内野ゴロの間の打点で3打点。スタメンマスクが続く嶺井博希は、レフトスタンド中段に入る特大のソロ本塁打を放った。6年ぶりの巨人戦勝利を目指した石田健大が3回4失点で降板した後、接戦に持ち込んだのがリリーフ陣の踏ん張りだった。入江大生が1イニングを無失点、クリスキーは2イニングで4奪三振、平田慎吾も1イニングで2奪三振の力投を見せたが、4番手で登板した伊勢の失点が決勝点となった。

◆6月23日(木)○7-5 巨人(東京ドーム)

森敬斗がタイムリー、プロ初本塁打、2つの四球で3打点、5打席中4打席で出塁と大暴れ。1番起用の蝦名達夫が2打席連続タイムリーで3打点。佐野は2試合連続となる先制本塁打を放った。宮崎敏郎とスタメンマスクの伊藤光が3安打猛打賞。桑原将志、ソトもマルチ安打を記録した。投手陣は開幕投手の東克樹が6回途中3失点も粘りの投球で今季初勝利をマーク。平田、エスコバー、山崎が無失点で反撃を許さなかった。

◆6月24日(金)●0-7 広島(横浜スタジアム)

昨年から9戦0勝6敗の苦手・大瀬良大地の前に打線が沈黙。6安打を放ったが、連打は2回2死からの楠本泰史、嶺井による一度のみで、複数安打の選手はいなかった。投手陣も今永昇太がノーヒットノーラン後は、2試合連続の大量失点で自身2連敗。入江、三上朋也のリリーフも失点と、投打とも“いいとこ”なしの完敗だった。

◆6月25日(土)●4-5 広島(横浜スタジアム)

両チームとも11安打の打撃戦となったが、残塁も多かった。大和が先制タイムリーを含む、2安打1打点。牧秀悟も2安打を放ったが、2打点は内野ゴロの間と犠飛によるものだった。佐野もマルチ安打など打線は活発だったが、楠本の好走塁での本塁生還など、本塁打やタイムリー以外で3得点と、脳梗塞から復帰した石井琢朗コーチの提唱する「意味のあるアウト」が実践できた試合だった。投手陣は濱口遥大が4回5失点で降板も、リリーフの5投手が5回以降を無失点に抑えた。

◆6月26日(日)●3-4 広島(横浜スタジアム)

佐野が初回に内野ゴロで先制点となる走者を還し、9回には広島の守護神・栗林良吏から起死回生の同点二塁打。大和は満塁の場面で代打として登場し、タイムリーを放った。7試合連続安打の蝦名は、初回にノーヒットでの先制点につながる盗塁を決め、ライト守備でも地面スレスレのライナーを “エビゾリキャッチ”でのファインプレーを見せた。牧と森もマルチ安打など打線は11安打を記録したが、また日曜日に勝てなかった。投手陣は先発の京山将弥が6回2失点と試合をつくり、リリーフ陣も好投したが、12回に平田が打たれた。

今季、広島との対戦成績は1勝11敗と、ついに借金が2ケタに到達してしまいましたが、このカード、実は今季全ての試合が週末に行われています。ということは、今季のもう1つの懸念材料である“呪われた日曜日”にもつながってくるわけで…。残り試合でも広島とは2カード、週末での対戦が予定されており、この“負の連鎖”をなんとか早々に克服しておきたいところです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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