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野球 コラム 2022年6月9日

【ハイライト動画あり】東日本国際大学、大阪商業大学を振り切りベスト4。全日本大学野球選手権 準々決勝

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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東日本国際大学 vs. 大阪商業大学

豪快なホームラン攻勢で1、2回戦合計16得点を挙げ、ベスト8に勝ち上がった東日本国際大学(南東北大学連盟)と、2試合合計3失点と、高い投手力を武器に準々決勝進出を果たした大阪商業大学(関西六大学連盟)の一戦は、夕暮れ時の神宮球場で好勝負となった。

試合は初回にいきなり動きを見せる。東日本国際大学は1回裏の攻撃で、二塁打と四球により、二死1・2塁のチャンスを作ると、ここで5番・上崎彰吾が3試合連続本塁打となる先制の3ランを右翼スタンドへ叩き込み、この試合も得意の形で主導権を握る。

対する大阪商業大学はその直後の2回、一死1・3塁で打順を8番に下げた修行恵大の内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点を返すと、4回には無死3塁から6番・福島大輝がセーフティスクイズを決め、手堅い攻撃で1点差に詰め寄る。

しかし、東日本国際大学は5回裏、二死から1番・小林龍憲が一塁線を破る二塁打でチャンスを作ると、四球で二死1・2塁としたところで、3番・佐々木優征と4番・打川和輝の連続適時打で、5-2とリードを広げる。その後、相手2番手の福島孔聖に対し、二死満塁とするも、ここは代打・本橋空南太が空振り三振に倒れる。

その後、劣勢を強いられたまま終盤を迎えた大阪商業大学は、8回に一死2塁から5番・家田陸翔の右前適時打で1点を返して望みをつなぐと、2点を追う9回も一死1・3塁として東日本国際大学先発の大山凌にプレッシャーをかける。

それでも、最後までマウンドを譲らなかった大山は、その後、犠飛で相手に1点を許すも、最後は2番・綛田小瑛を空振り三振に打ち取り、ゲームセット。東日本国際大学が熱戦を制してベスト4入りを果たした。

第71回 全日本大学野球選手権大会 準々決勝

【ハイライト動画】東日本国際大学 vs. 大阪商業大学

◆試合結果

大阪商業大学|0 1 0 1 0 0 0 1 1|4
東日本国際大|3 0 0 0 2 0 0 0 X|5

◆投手

・大阪商業大学:●上田、福島孔、伊原
・東日本国際大:○大山

◆本塁打

・上崎3号3ラン(1回)

J SPORTS編集部

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