【ハイライト動画あり】東日本国際大学、ベスト8一番乗り。終盤の2発で金沢学院大学に逆転勝ち。全日本大学野球選手権 2回戦

金沢学院大学 vs. 東日本国際大学

この日、東京ドームの第4試合で、大会は早くも2回戦に突入。ベスト8進出を懸け、12年ぶり4回目の出場となった金沢学院大学（北陸大学連盟）と、10-3のコールド勝ちで1回戦を突破した東日本国際大学（南東北大学連盟）が顔を合わせた。

金沢学院大学の先発・堀本尚也は立ち上がりからテンポの良い投球で、前日に2桁得点の猛攻を見せた相手打線を6者連続で討ち取ると、3回には四球こそ出すものの、無安打で軽々と序盤を投げきる。

すると3回裏、金沢学院大学は東日本国際大学先発の1年生投手、阿字悠真を捉え、一死から1番・島崎大輔の二塁打と3番・木越達也の適時打で先制。さらに継投した2番手の竹田葵に対し、4番・井上幹太が右中間スタンドへ2ランを放ち、3-0と主導権を握る。

しかし8回、東日本国際大学はそれまで2安打に抑えられていた堀本の制球の乱れに乗じ、無死1塁から1番・小林龍憲が打った瞬間それと分かる豪快な2ランを右翼スタンドへ運んで1点差に迫る。

一旦火が付くと勢いの止まらない東日本国際大学打線は、相手2番手の西居海人に対し、一死1・3塁から5番・上崎彰吾が今大会2号となる3ランを右翼スタンドへ叩き込むと、継投後、さらにもう1点を追加し、一挙6得点の猛攻で試合をひっくり返す。

これで流れを掴んだ東日本国際大学は、5回から登板した2番手の大山凌が最後まで得点を許さず、6-3と逆転で準々決勝進出を決めた。

◆試合結果

東日本国際大｜0 0 0 0 0 0 0 6 0｜6
金沢学院大学｜0 0 3 0 0 0 0 0 0｜3

◆投手

・東日本国際大：阿字、◯大山
・金沢学院大学：堀本、●西居、武井、高橋

◆本塁打

・東日本国際大：小林2ラン（8回）、上崎3ラン（8回）
・金沢学院大学：井上2ラン（3回）